1. トップ
  2. 昨年大きく負け越した広島相手の3連戦。ポイントとなるのは"2年振り"に先発するドラ1投手

昨年大きく負け越した広島相手の3連戦。ポイントとなるのは"2年振り"に先発するドラ1投手

  • 2024.4.12
undefined
写真:SANKEI

巨人はヤクルトと2試合を戦い、連勝。今季初の3連勝をマークしました。先発投手は相変わらず好調で、打線も2試合連続10安打と上向きつつあります。

本記事では、対ヤクルト2戦の試合結果を振り返り、今後の注目ポイントを考察します。

4/9(火)18:00 鹿児島

undefined

巨人が主砲の活躍で勝利を収めました。1点を追う5回1死二、三塁、4番・岡本和真選手がレフトへ逆転タイムリーヒットを放ちました。さらに岡本選手は7回にレフトへ2号ソロを放ち、2安打3打点の活躍。先発・山﨑伊織投手は5回2/3を6安打1失点と粘りの投球で今季初勝利を挙げました。

4/11(木)18:00 神宮

undefined

巨人がヤクルト相手に2連勝。6回2死走者なしから6番・佐々木俊輔選手が四球で出塁すると、二盗に成功。2死二塁から7番・小林誠司選手がレフトへ先制のタイムリーヒットを放ちました。8回には佐々木選手の左犠飛、9回には吉川尚輝選手の2点タイムリースリーベースヒット、門脇誠選手のタイムリーヒットで追加点。投げては先発・菅野智之投手が6回3安打無失点で今季2勝目。リリーフ陣4投手も無失点でつなぎました。

4番岡本を筆頭に、打線は上向き

ヤクルト戦2試合に連勝し、巨人はいい流れに乗ってきています。特に良かったのは、打線の調子が上向いていること。特に4番・岡本和真選手が好調です。

ヤクルト戦初戦では、岡本選手は逆転タイムリーヒットと鹿児島の空に高々と舞い上がる2号ソロを放ち、チームの3得点全てを叩き出しました。2戦目では、二塁打を含む3安打1四球。打率.415、9打点はいずれもリーグトップ(4月12日試合前時点)です。チャンスで4番に回せば得点につながる期待感があります。

チーム全体としても打撃は好調です。初戦は野手全員安打で計10安打。2戦目は1〜4番が計8安打を放ちました。前カードのDeNA3連戦では計29打数3安打、打率.103と低調だった1〜3番が、元気を取り戻しているように見えます。

しかし、計11試合で5人を起用した1番打者はまだ固定できそうにありません。チームとして勝利を重ねながら早い段階でハマる先頭打者を見つけたいところです。

2年ぶり先発・堀田の投球に注目

4月12日(金)からは東京ドームで広島と3連戦。巨人は昨季、広島戦を8勝17敗と大きく負け越しており、今季初対戦で苦手意識を払拭したいところです。

注目選手はズバリ2戦目の4月13日(土)に先発予定の堀田賢慎投手です。グリフィン投手が右腹直筋筋損傷で離脱。代わって堀田投手が先発に抜てきされることとなりました。

堀田投手は4月6日のDeNA戦で6回から3イニングを投げ2安打1失点。先発マウンドは2022年8月20日の阪神戦以来602日ぶりとなります。

巨人は来週6連戦、再来週からは9連戦が控えています。堀田投手が今季初の先発マウンドで好投を見せ、先発ローテーションに定着すれば、チームにとっても大きいでしょう。

今季、開幕から先発ローテーションを守っているのは24歳の戸郷翔征投手、25歳の山﨑伊織投手、28歳の高橋礼投手、34歳の菅野智之投手。4人の成績を合わせると、8試合に登板し防御率1.07。この強力先発陣に2019年ドラフト1位の22歳右腕が加われば、巨人の勢いはさらに増していくでしょう。


※本記事は、4/12の情報です

の記事をもっとみる