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【時を超えてレジェンドとタイトル争い】現役メジャーリーガーvsイチロー&松井と、同月同日成績比較で対戦

  • 2024.5.2
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写真:AP/アフロ

過去にMLBで活躍したレジェンドバッター、イチロー選手と松井秀喜選手。卓越した技術とパワーで日本人MLB史上最高レベルの成績をおさめた2人と、現役メジャーリーガー大谷翔平選手、鈴木誠也選手、吉田正尚選手の同月同日成績を比較していくこの企画。

今回は4月29日(日本時間30日)時点での打撃成績を比較してみました。なお、イチロー選手、松井選手の該当年度は秘密。どの年度の成績なのかを予想しながら楽しんでみてくださいね。

【打率】大谷が圧倒的1位!"候補"イチローはまさかの最下位スタート

大谷翔平 .341
鈴木誠也 .305
吉田正尚 .275
松井秀喜 .274
イチロー .269

打率部門では、大谷選手が.341と圧倒的に1位。ホームランを期待されることの多い大谷選手ですが、ドジャース移籍1年目は2番バッターとしてチャンスメイクするシーンも多く見られ、ここまでリーグトップレベルの打率の高さをみせています。鈴木選手も3割台と順調そうに見えますが、4月15日のマリナーズ戦を最後に右脇腹痛のため戦線を離脱しているため、復帰後にどのような活躍をみせるのか期待です。今季DHが主戦場となる吉田選手は、打撃不振気味で度々のスタメン落ちがありながらも4月29日時点では2割後半と徐々に復調している印象。打撃専門のDHでは他のポジションよりもシビアな打撃成績が求められるので、今後はさらに高い打率が求められそうです。

一方のレジェンド2人ですが、ヒットメーカーイチロー選手がまさかの低打率。シーズン前半は調子が上がらないのか、スロースターター気味な印象を受けます。中軸での長打を求められることの多い松井選手は、2割後半と上々のシーズンイン。MLBでの通算成績でも同等レベルの打率ということもあり、いたって通常運転といったところでしょうか。

【本塁打】大谷が7本と早くも量産体制。松井、鈴木が追う展開に

大谷翔平 7本
松井秀喜 3本
鈴木誠也 3本
吉田正尚 2本
イチロー 0本

本塁打部門では、日本人最多本塁打記録を持つ大谷選手が7本で圧倒的な1位。エンゼルス時代に比べると本塁打が出てない印象を持つかもしれませんが、これまでのシーズンも4月までの本塁打数は8本が最多となっており通常運転。中盤以降に量産体制に入ることも多く、シーズン40本は期待できそうです。鈴木選手は、15試合出場ながら3本と高い本塁打率。復帰後の活躍次第では30本超えも夢ではありません。吉田選手は24試合出場で2本といった結果に。ライト側が狭くなっているフェンウェイパークを本拠地としているため、ホーム戦での活躍が今後の本塁打数増加の鍵となりそうです。

一方のレジェンド2人ですが、イチロー選手は本塁打0本。MLBでのシーズン最多本塁打数が15本という面を考えると、そこまで驚きはないかもしれません。松井選手は、鈴木選手と並ぶ3本。このように比較してみると、大谷選手がパワーヒッターとしていかに突出しているかがわかります。

【打点】大谷が打点部門も制し三冠。しかし、松井の影がぴたりと迫る

大谷翔平 19打点
松井秀喜 16打点
鈴木誠也 13打点
吉田正尚 11打点
イチロー 5打点

打点部門でも、大谷翔平選手が19打点でトップ。得点圏での打率の低さが指摘されていますが、それでも19打点をあげているのは流石といったところ。また、鈴木誠也選手は13打点、吉田正尚選手は11打点。両選手ともに、得点圏で打席が回ってくることも多く、試合数にしてはしっかりと結果を残している印象。今後の打席数次第では、大谷選手の成績を超えることも期待できそうです。

一方のレジェンド2人。イチロー選手は5打点。先頭打者としてチャンスメイクすることも多く、本塁打も少ないため打点に関しては他の打者よりも少なくなっています。松井選手は16点。ワールドシリーズでMVPに輝くなど、チャンスに強いクラッチヒッターとしての印象もある松井選手ですので、ここからのシーズンでどこまで成績をのばしていくのか注目です。


※本記事は、4/30時点の情報です

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