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「巨人ファンだけど流石にかわいそう」巨人ファンも同情するほど…広島を襲った「不運な珍事」

  • 2024.4.15
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写真:SANKEI

敵地、甲子園で投手戦を制した広島東洋カープ(以下、広島)。苦手な甲子園で2勝1敗と3連戦を勝ち越し、良い雰囲気のまま迎えた読売ジャイアンツ(以下、巨人)との3連戦です。

まさかの自己ワーストタイ、9失点で敗戦

初戦は戸郷翔征投手と九里亜蓮投手の投げ合いです。投手戦が予想されましたが、意外にも試合は1回から動きます。先頭打者の野間峻祥選手が戸郷投手が投じた初球を捉え、フェンス直撃の二塁打を放ち、3番小園海斗選手がヒットで繋ぎます。暴投もあり、一死二塁、三塁から4番堂林翔太選手がの左安打で2点を先制します。3回と4回にも追加点が入り、4回までで4点とりました。リードを保ちたい広島ですが、この日九里投手は踏ん張ることができず、自己ワーストタイ9失点で、敗戦を喫します。

打線の繋がりを欠き3タテを食らう

昨日の敗戦のショックを払拭すべく、この日マウンドに上がったのは今シーズン初登板となる森下暢仁投手です。5回までどちらもホームまでが遠い展開でしたが、6回の裏に意外な形で先制される形となりました。先頭打者の佐々木俊輔選手が安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め、一死二塁の場面で4番岡本和真選手が打席に立ちます。一瞬打ち取ったように思えた内野フライが落ちてこないという珍事が起き、先制点を取られます。これには巨人ファンからも同情の声が上がりました。

巨人ファンだけどこれは森下かわいそ~
これは巨人ファンからみてもいくらなんでも森下とカープが可哀想や笑 内野フライなんやから、飛んで消えた位置で審判判断で内野フライでええんちゃうんか笑
ルールだから仕方ないんだけど巨人ファン的にも森下可哀想な気がする昨日の坂本のデッドボールもだし少し運が、、、
これはラッキーだけど 森下可哀想すぎる笑
巨人 ファンだけど、流石にアレは森下可哀想だな 完全に打ち取ったのに

その後7回の表に野間選手の2点適時二塁打で勝ち越しますが、中継ぎの島内颯太郎投手が踏ん張れず、同点に追いつかれると、延長に突入します。11回まで無得点で試合は動きませんでしたが、12回の裏に巨人がサヨナラ打を決め、広島は2連敗となりました。

3タテは避けたい広島ですが、打線のつながりを欠く中、3回の表に何とか1点を先制しますが、その裏に2ラン本塁打で勝ち越されます。追いつきたい広島ですが、9回まで打線が沈黙し、3タテを食らいました。

打撃の向上が急務の広島打線

セ・リーグ5球団と一巡し、14試合を消化しました。チーム打撃成績を見ると、打率は.217(5位)、打席484(6位)、本塁打2(6位)、出塁率.251(6位)と各打者が苦戦していることがわかります。特に、以下4人の選手が結果残せていないことが、チーム状況を苦しくしているといえます。

  • 小園海斗選手(.226)
  • 菊池涼介選手(.190)
  • 秋山翔吾選手(.200)
  • 坂倉将吾選手(.171)

本来であれば打線を引っ張る存在でいるべき選手ですが、全く結果を残せていません。広島OBの野村謙二郎氏は総じて甘い球の打ち損じが目立つ」と見解を示しています。各打者がしっかりと打撃を見直して、少しずつ繋がる打線をつくっていってほしいです。


※本記事は、4/15の情報です

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