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「表情も寂しげに見える...」「メンタルが心配」苦手甲子園で勝ち越しを決めるも…その裏で気になる選手の様子が

  • 2024.4.12
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写真:SANKEI

地元・マツダスタジアムでの6連戦は、東京ヤクルトスワローズとは雨天中止を挟み2連勝し、中日ドラゴンズとの3連戦では3試合ともまさかの完封負けを喫する形となりました。9日からは甲子園にて阪神タイガース(以下、阪神)との3連戦。気持ちを切り替えて、勝ち越しを目指したいところです。

まさかの4日連続完封負け、そして36イニング無得点…

初戦は阪神・村上頌樹投手と広島・床田寛樹投手との投げ合いです。昨シーズン、村上投手はカープ戦では防御率2.53と安定の投球を見せているだけに、1点取ることは難しいと予想されます。粘ることで何とか球数を稼ぎたいところ。
1番の野間峻祥選手が9球球数を投げさせたり、4番の堂林翔太選手が10球目に四球を選ぶなど粘りを見せましたが、この日スコアリングポジションには2回しか進めず。力投していた床田投手ですが、5回の裏に近本光司選手の適時打により1点を失います
そしてまさかの36イニング連続無得点、4日連続完封負けとなりました。36イニング連続無得点という結果にSNS上では鯉党の嘆きや開き直る様子が多数見られました。

えーっと。。。 4試合連続完封負けでセリーグワーストタイ??? 36イニング無得点ね… 今日のとこちゃんもほうじゃけど 結果を出しとる投手陣がほんま気の毒でやれん…
36イニング無得点… どうなってるの。 宮島さんの歌詞を忘れかけています 床田をこの内容で負け投手にする罪は大きい…いや、大きすぎます。 打つ方はそれでもしっかり振って欲しいけど。また明日。
日本記録は59イニングならまだまだだな
逆に何イニング無得点でいけるかチャレンジしよう。 日本記録の59イニングにはまだまだ遠いぞ。

ベテラン勢が躍動し、37イニングぶりの得点

無得点記録はどこまで継続されるのか…。いつ得点は取れるのか…。そんな不安を抱えたまま2戦目を迎えます。この日は広島に初勝利をもたらしたアドゥワ誠投手です。左投げの伊藤将司投手に対し、広島は上本崇司選手や會澤翼選手など、右打者を多く並べました。昨日の先発に比べるとベテラン選手が並ぶオーダーですが、このベテラン勢が躍動し、昨シーズン2戦2敗と相性の悪い伊藤投手から、2回までに6得点を挙げます。さらには6回裏の守りでは秋山翔吾選手が試合を決定づけたともいえる大ファインプレーを見せ、2-6で快勝しました。37イニングぶりの得点に歓喜し、さらには2回に5得点と、爆発した鯉打線に鯉党からは歓喜の声が上がりました。

カープ、37イニングぶりの得点 ♪宮島さん
しかし秋山翔吾の大ファインプレーなかったら、この試合どうなってたか分からん。 影のヒーローだわ。

若鯉たちの躍動で投手戦を制する

37イニングぶりの得点に連敗脱出、そして昨シーズンから続いていた甲子園での連敗を11で止め、1勝1敗で迎えた3戦目。まだ勝ち星のない西勇輝投手と大瀬良大地投手の投げ合いです。この日は3回と4回に先制のチャンスをつくるも後続が抑えられ、スコアボードには8回までゼロをお互いに並べたまま9回を迎えます。9回表に上がったゲラ投手の投じたスライダーを先頭打者の小園海斗選手が捉え、出塁します。続く堂林翔太選手が犠打で2塁に送ると、ここで千両役者の松山竜平選手が打席へ。ファールで粘るも空振り三振に倒れます。2アウトまで追い込まれた広島を救ったのが期待の若鯉、田村俊介選手です。ゲラ投手の155キロのストレートを力強くはじき返し、前進守備を敷いていた中堅手の頭上を抜け、小園選手がホームに生還。広島の未来を背負う一振りで甲子園での勝ち越しを決めました。

そしてこの日は影のヒーローも試合を盛り立てました。気迫あふれるヘッドスライディングを見せた矢野雅哉選手、秋山選手の反転ジャンピングキャッチ、久保修選手のフェンスぶつかりながらも執念のキャッチ、そして上本選手のダイビングキャッチなど、それぞれ選手たちが勝ちを引き寄せた1戦でした。

久保と田村で掴んだ勝利だな 若手の躍動はたまらん
決勝タイムリーを打った田村も凄いけど、ファインプレーを見せた秋山、久保、上本も本当に凄かった。

甲子園での勝ち越しに歓喜にわく鯉党!その裏で心配されるある選手

昨シーズンでは甲子園でなかなか勝てなかった広島ですが、甲子園での試合を2勝1敗で終えたことは大きな自信となるでしょう。何とか投手陣の踏ん張りで試合を崩すことなく戦えている状態ですが、その裏ではあることが鯉党の中で心配されています。

小園と坂倉が打たんと始まらんのよ
世代交代の第一線を突っ走っている小園坂倉がこの状態なのが何よりマズイよね
坂倉のメンタルが心配になる
毎日同じ姿を見てると気づきにくいけど、 たまにベンチスタートでわんこみたいにベンチで見てると痩せたな、坂倉くん どことなく表情も寂しげに見える...

本来これからの広島を引っ張るべき小園選手(打率.244)と坂倉将吾選手(打率.179)の打撃の調子が上がってこないことです。小園選手は得点圏打率こそ.444と勝負強さを見せていますがが、坂倉選手は.091と苦戦しています(4月11日時点)。

會澤選手が奮起していますが、年齢的に1年間戦い抜くことは難しく、2人の復調は広島が優勝するためには欠かせないピースです。今日の巨人戦では坂倉選手がマスクを被ることが予想されます。本人が一番苦しいと思いますが、何とか復調のきっかけをつかんでほしいです。


※本記事は、4/12の情報です

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