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「そんなことあるんか?」「バグやな」まさかの珍現象にカープファン嘆き

  • 2024.4.8
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写真:SANKEI

2日からの東京ヤクルトスワローズとの3連戦(3日は雨中)を良い形で終え、勢いに乗っていけそうな広島東洋カープ(以下、広島)。5日からは中日ドラゴンズ(以下、中日)を本拠地に迎え入れての3連戦でした。

1戦目は好投手同士の戦い

初戦は開幕投手を務めた九里亜蓮投手、対する中日は昨シーズン防御率1.36と広島戦を得意とする柳裕也投手。両先発の好投で投手戦が繰り広げられ、早い展開で7回を終えると、試合は8回に動きます。先頭打者の中田翔選手がレフトへの二塁打で出塁すると、続く細川成也選手がヒットとエラーにより、代走で出場した田中幹也選手が決勝のホームを踏み、粘り強く投げた九里投手でしたが、1点に泣く敗戦となりました。

2戦目はまさかの珍現象に?

2戦目には初登板となるハッチ投手がマウンドに上がり、5回3失点で初黒星となりました。オープン戦から走者を背負ってでの投球が課題でしたが、新井監督はクイックに関して改善しようとしている、前向きでした。この日も打線は涌井秀章投手の多彩な球種に翻弄され、先発全員安打かつ二桁安打を放ちながらつながりを欠き、点差以上に悔しい敗戦に。この日は流石に多くのカープファンは落胆しています。

うおおおおおおおお! カープ先発全員安打!!二桁安打!! これ得点0になってんのはバグやな GAHAHA
先発全員安打かつ二桁安打で無得点てそんなことあるんか?

負け越しが決まり、何とか1つ勝っておきたい広島。3戦目は黒原拓未投手が先発し、前回の危険球退場から立ち直る5回1失点で気迫の投球を見せました。6回からは継投に入り、4投手が無失点に抑えましたが、打線が得点のチャンスを生かせず、無念の3タテを食らいました。

今シーズンも柳投手を打ち崩せないのか…

昨シーズンから柳投手へ苦手意識がありましたが、今回無得点と終わり、SNSでは「今年も打てないのか」といった不安の声が上がっています。

負けほ。 今年も柳は打てないのね。。
昨年からに引き続き、柳が打てない柳が打てない柳が打てない….明日は切り替えて、連敗しないことが大事
しかし柳に何回やられてるんだ? もっと対策してくれよ。

ここ3年の対広島戦の成績と見ると、2021年の防御率が1.93、2022年は2.59、2023年は1.36と柳投手がいかに広島を得意としていることがわかります。ストレートでも140キロ台と決してスピードのある球ではありませんが、柳投手の強みは何といっても多彩な変化球を自在に操る制球力です。5日の試合では7回88球と早い段階で打ち取られていることがわかります。一番球数を稼いだのは九里投手の9球でした。良い投手から当然安打は量産できません。「球数を稼ぐこと」「盗塁を仕掛けること」が今後の戦いのカギを握るでしょう。

その中でも期待できるのが野間峻祥選手です。昨シーズン柳投手との対戦で、野間選手は柳投手のボールを見極め、四球やヒットで塁に出る場面が多く見られました。そして失敗こそしてしまいましたが、矢野雅哉選手のように積極的に盗塁を仕掛けて、今度は広島が1点をもぎ取ってほしいですね。

1日も「宮島さん」を歌えず…その中でも見出した希望の光

1日も「宮島さん」を歌えず、先発全員安打かつ二桁安打にも関わらず無得点など選手やファンにとって散々な3連戦となってしまいました。ですが、黒原投手の好投や、中崎投手や矢崎投手などの盤石な中継ぎ陣、そして若手のホープである田村俊介選手の3試合連続安打など、明るい材料もあります。9日からは昨シーズン日本一の阪神戦です。甲子園のマウンドには昨年苦しめられた村上頌樹投手が上がります。投手戦が予想されますが、簡単に打ち取られず粘って1点をもぎ取る広島打線を見られることを期待しましょう。


※本記事は、4/7の情報です

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