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中嶋監督「投げられたことをまずほめたいと思います」597日ぶりの1軍登板を果たした“ドラ1”投手にファンからも「おかえり!!!」

  • 2024.4.30
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写真:SANKEI

4月27日(土)~29日(月) オリックスは、エスコンフィールドで日本ハムとの3連戦。

残念ながら1勝2敗でカード負け越しましたが、オリックスの未来を担う若き投手たちが先発し、話題になりました。

597日ぶりの1軍登板

4月27日(土)の先発は椋木蓮投手

2022年のルーキーイヤーには、あと1人でノーヒットノーランという快投を演じたほどの実力派です。しかし、同年9月に右肘の違和感を訴え、トミー・ジョン手術を受けて育成契約に。手術後はリハビリを経て、今年の3月に支配下復帰を果たします。

支配下復帰後は、ウエスタン・リーグで登板していました。本来ならば、1軍での復帰登板には、まだ早い時期ですが、山下舜平大投手の不調や東晃平投手の右手中指のマメ、山岡泰輔投手の右足違和感と、先発投手に離脱者が続出したチーム状況により、この日の先発登板となりました

597日ぶりの1軍登板、注目の初回でしたが、先頭の加藤豪将選手にいきなりヒットを打たれます。2番・五十幡亮汰選手はショートゴロに打ち取りますが、3番・万波中正選手には左中間フェンス直撃の先制タイムリーツーベースを浴びました。4番・マルティネス選手、5番・田宮裕涼選手、6番・郡司裕也選手の3連打でさらに3失点、初回から4点を奪われます。

2回、3回はランナーを出しながらも無失点に抑えた椋木投手。3回55球を投げて、9安打4失点という結果に終わりました

椋木投手にとって悔しい復帰登板となりましたが、1軍で投げられたこと自体に大きな価値があります

試合後、中嶋監督も「投げられたことをまずほめたいと思います」とコメントしていました。

椋木くんおかえり!!!
椋木くん、お疲れ様!点取られたけど復帰できてよかったよー!!

オープン戦の悔しさを糧に…

4月28日(日)の先発は齋藤響介投手。キャンプから期待されていましたが、オープン戦では結果を残せず、ベンチで悔し涙を流す姿も。椋木投手同様、ウエスタン・リーグで登板を重ね、先発の機会が巡ってきました。

1回裏、立ち上がりを3者凡退に抑えると、2回、3回もランナーを許しません。素晴らしい投球を見せていましたが、4回裏、先頭の加藤選手にフォアボールを与えます。さらに、エラーとフォアボールでノーアウト満塁のピンチ、マルティネス選手を空振り三振、田宮選手をセカンドゴロに打ち取り、2アウトまでこぎつけますが、2者連続の押し出しフォアボールで2失点…無念の交代となりました

響ちゃん3回まで本当に無双してたね次は5回まで無双しよう
響ちゃんは次またがんばろうねー!
齋藤響介くんはめっちゃ期待できると思った。これからが楽しみ!

1軍のマウンドで存在感を示した齋藤投手、次回以降の登板も楽しみです!

文句なしのピッチング!

3連戦の最終戦、4月29日(月)は曽谷龍平投手が先発しました。

曽谷投手といえば、制球力が課題。しかし、この日は立ち上がりからコントロールが安定しており、初回7球で3者凡退に抑えます

5回までに出したランナーは2人のみ(フォアボール1個とデッドボール1個)、ヒットを許さない、ほぼ完璧なピッチングです。6回裏、五十幡選手に初ヒットを打たれますが、この回も0点に抑えた曽谷投手。6回2安打無失点の好投でした

曽谷くん、ナイスピッチング過ぎる
曽谷与四死球さえなければ素晴らしいな
曽谷くん素晴らしい!ようやった

結果的にカード負け越しましたが、これからのオリックス・バファローズを支える3投手は見ていてワクワクしました。

椋木投手、齋藤投手、曽谷投手、今後彼らがどのように成長するのか、楽しみで仕方ありません。


※本記事は、4/29の情報です

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