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「こういうところだよね」現エース・宮城大弥と、次世代のエース・山下舜平大の"違い"が浮き彫りになった3連戦

  • 2024.4.22
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写真:SANKEI

4月19日(金)~21日(日) オリックスは、PayPayドームでソフトバンクと戦いました。

非常にタフな試合が続いた今回の3連戦は、1勝1敗1分けという結果に。そんなソフトバンク3連戦で、明確になった課題が「与四球の多さ」です。

凱旋登板でまさかの…

4月19日(金)の先発は山下舜平大投手。

地元・福岡での凱旋登板でしたが、初回から制球が定まりません。1アウトから2番・今宮健太選手、3番・柳田悠岐選手に連続フォアボール。4番・山川穂高選手に先制タイムリーを許すと、5番・近藤健介選手にはストレートのフォアボールを与えます。6番・栗原陵矢選手のタイムリーで2失点目。いきなりの失点で、不安な立ち上がりとなりました。

その後、チームが4-2と逆転した状況で3回裏を迎えますが、近藤選手に同点2ランホームランを打たれます。

さらに、4回裏には3連打でノーアウト満塁のピンチを招くと、今宮選手のダブルプレーの間に勝ち越しを許した山下投手。なおも、2アウト1,3塁の場面で、山川選手に特大の3ランホームランを浴びて、まさかの8失点KOとなりました

前カードの楽天戦に続き、打線は活発で7得点と反撃しましたが、7-9で敗戦…。

この日の山下投手の投球に関してSNS上では、

舜平大めちゃくちゃコントロールが悪くなったな。どうした?
舜平大いくらなんでもコントロール落ちすぎちゃうか。3試合ずっとこんなんやぞ
しゅんぺーたー今年はコントロール悪いよね
やっぱりぺーたコントロール悪すぎる…
舜平大は元々球種が少ないからコントロール出来なきゃ狙いを絞られて終わりなんよな。

この試合では、山下投手が4四球、リリーフ陣も4四球、合計で8四球を与えました…

前日に続き"課題"が修正されず…

4月20日(土)は、難敵・モイネロ投手から序盤に3点を奪い、先発の東晃平投手が5回無失点と、理想的な試合展開。

しかし、6回裏に2番手・山田修義投手が、1アウトから3者連続フォアボールを許すと、柳田選手には押し出しデッドボールを与えて1点を失います。3番手・阿部翔太投手は、山川選手に犠牲フライ、栗原選手に押し出しのフォアボール…この回6四死球を与え、ノーヒットで3点差を追い付かれました

7回以降は両チームともに得点なく、結果的に3-3の引き分け。この日は投手陣全体で、14四死球でした

なんかオリックスがフォアボールばっか出してるの珍しいね
オリックス…フォアボール多すぎ問題
オリックスのフォアボール数とんでもない事になってるな
どうもフォアボール多いな昨日から。
んー、引き分けですか。四球なければ今日はオリックス勝ててましたね

2023年は、2位・ロッテに15.5ゲーム差をつけて優勝したオリックス。独走した要因のひとつは、リーグナンバー1のチーム防御率2.73を記録した投手力です。

2023年の与四球数405は、パ・リーグで2番目に少ない数字でした。しかし、ソフトバンクとの3連戦終了時点で、与四球74はリーグワースト

各球団が補強に力を入れ、チーム力が縮まっている2024年のパ・リーグは、混戦が予想されます。試合に勝ち切るためには、無駄なランナーを出さず、最少失点に抑えなくてはいけません。

まだまだ続くペナントレース、オリックス投手陣には四球を減らす「攻めの投球」を見せてほしいところです

エース・宮城が貫禄のピッチング

4月21日(日)は、宮城大弥投手が9回1失点で無四球完投勝利!開幕戦で黒星を喫した相手に見事リベンジを果たします。

宮城くんは無四球。こういうところだよね。球速も大事かもしれないけど、コントロールが重要←
宮城くん100球超えてもコントロール出来てるのがすごい、成長を感じる
9回でもここまでコントロールいい宮城くんえぐいな

今回の3連戦、多くの投手がコントロールに苦しむ中で、さすがの宮城投手でした。


※本記事は、4/22の情報です

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