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「怖すぎる」「いつも以上に胃にくる」オリックスファンが脳裏に焼き付くシーンが訪れ、不安に感じるファンの声が多数あがる

  • 2024.4.12
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写真:SANKEI

4月9日(火)~11日(木) オリックスは、京セラドーム大阪に楽天を迎えての3連戦でした。

開幕から3カード連続負け越しと、なかなか波に乗れないオリックス。しかし、この3連戦は、紅林弘太郎選手のサヨナラツーベースなど劇的な試合もあり、2勝1敗と今シーズン初のカード勝ち越しを決めました。

今回は「あのエンターテイナー」が、楽天3連戦で魅せたピッチングを振り返ります。

何かが起こる!?平野佳寿投手対楽天イーグルス

4月9日(火)は、オリックスが序盤に4点リードするも、楽天がじわじわと追い上げる展開。この試合、筆者は球場で観戦していましたが、楽天が点差を詰めるごとに、楽天ファンの勢いが増していくのを感じました

8回終了時点で5-4とオリックスが1点リード、この状況で9回表のマウンドに上がるのは、守護神・平野佳寿投手

2023年は42試合に登板、防御率1.13で29セーブを挙げた平野投手ですが、実は京セラドームでの楽天戦は、打ち込まれたケースが過去に何度もありました


2021年7月6日
2-2の9回表に登板、ディクソン選手に勝ち越しソロホームランを浴び、辰己涼介選手にもタイムリーを打たれる

2022年3月31日
0-0の9回表に登板、銀次選手に均衡を破るタイムリーを打たれる

2022年5月6日
2-2の9回表に登板、鈴木大地選手に決勝ソロホームランを浴びる


上記のシーンが脳裏に浮かんだのか、筆者の周りには両手を組んで祈っているオリックスファンの姿が。

SNS上でも、不安に感じるファンの声がありました。

京セラの平野対楽天は怖い
しかし京セラ楽天戦の平野さんは怖いんだよな…
京セラ×楽天×平野怖すぎる

そんな平野投手、先頭の伊藤裕季也選手に10球以上も粘られます。伊藤選手がファールで粘るたび、レフトスタンドの楽天ファンから歓声が上がっていました。

結果的に伊藤選手は11球目を打ってライトフライ。続く小深田大翔選手にはレフトへのヒットを許しますが、村林一輝選手からは空振り三振を奪い、辰己選手をセカンドライナーに打ち取りゲームセット、30球を要しましたが「4者凡退」で今季3セーブ目を挙げました

実はこの試合で挙げたセーブは、平野投手にとって京セラドームでの100セーブ目。京セラドームでの100セーブは、誰も成し遂げていない史上初の記録です。

ちなみに、4者凡退で達成した偉大な記録に関して、中嶋監督は「いいんですよ、3人で終わっても…」とコメントしていました。

記録達成の2日後、4月11日(木)にも平野投手はマウンドに上がります。この日は1-1と同点の場面、楽天の主砲・浅村栄斗選手に回る怖い打順。

2日前の試合同様、SNS上では、

京セラの楽天戦、同点で平野はいつも以上に胃にくる笑
同点 京セラ 楽天 平野佳寿と揃ったらもう勝てる気がしないんよなぁ
京セラ楽天戦、同点、平野これ普通に怖すぎる
9回表同点京セラ楽天戦の平野とか燃えやすい条件揃ってんすよねぇ…

ファンが心配していた通り、いきなり先頭の小郷裕哉選手にフォアボールを与えます。村林選手が送りバントを決めると、浅村選手にはレフト前ヒットを打たれ、1アウト1,3塁の大ピンチ。しかし、ここからが平野投手の本領発揮阿部寿樹選手を空振り三振、さらに岡島豪郎選手をセカンドゴロに打ち取り、この大ピンチを0で抑えます。

9回裏には紅林選手がサヨナラツーベースを放ち、平野投手が勝利投手になりました!

筆者を含めて、多くのファンがハラハラドキドキした、平野投手対楽天打線。ピンチは招きましたが、結果的に無失点に抑えて、カード勝ち越しに大きく貢献しました。

年齢的に連投は厳しい平野投手ですが、オリックスの守護神として必要不可欠な存在。

今年も「平野劇場」が楽しみです!


※本記事は、4/12の情報です

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