山本由伸への隠れたエール！？「一番仲の良かった」高校時代のチームメイトとプロの世界で対戦が実現…！

4月5日(金)～7日(日) オリックスは、ZOZOマリンスタジアムでロッテと戦いました。

結果は、1勝2敗と3カード連続の負け越し。しかし、今季初の打線爆発やエスピノーザ投手の好投など、見所もあった3連戦でした。

カード負け越しの中にも、ポジティブな要素が見えたオリックス。今回の記事では、ロッテ3連戦から印象的な場面を振り返ります。

チームを離れても…

4月6日(土)は、14安打9得点とこれまでの鬱憤を晴らすかのような大勝。しかも、全ての得点がタイムリー、まさにオリックスらしさ全開でした。

この試合では、ヒットを打った選手たちのパフォーマンスが話題に。宗佑磨選手や、セデーニョ選手、太田椋選手がヒットを放った後、塁上で両手を広げて、体を傾けるポーズを見せました。

実はこのポーズ、ドジャースの選手がヒットを打った際に塁上で見せるパフォーマンス。大谷翔平選手もこのパフォーマンスを行っています。

オリックスファンがドジャースと聞いて思い浮かべるのは、やはり山本由伸投手でしょう。2021～2023年にかけて、3年連続沢村賞など圧倒的な成績でチームを牽引した絶対的エース。山本投手がいなければ、3連覇はなかったといっても過言ではありません。

2024年からは、海を渡ってドジャースの一員に。しかし、メジャーデビュー戦では1回5失点と打ち込まれ、まだまだ本来の山本投手の実力を見せていません。

宗選手たちのパフォーマンスは、そんな山本投手に対する激励の意味があったのではないでしょうか。

このパフォーマンスにはSNS上でも「宗ちゃんのドジャースみたいなポーズ由伸くん見たら喜びそう」「レオがヒット打った時ドジャースでやってるあのポーズしてて可愛すぎた」「オリックスでドジャースポーズ流行ってるのはあれか？由伸がどこにいようとずっとチームメイトだよっ的なサインか？」といったコメントがありました。

今シーズンは、オリックス選手の塁上でのパフォーマンスにも注目です！

ちなみにこの試合の翌日、山本投手はカブス戦に先発し、見事メジャー初勝利を記録しました！

念願の対決が実現！？

4月7日(日)の試合では、注目の対決が実現。オリックスの先発・曽谷龍平投手とロッテ・山口航輝選手の同級生対決です。

2人は明桜高校時代、一番仲の良かったチームメイト。プロ入り後、初対決ということもあり、試合前からファンの注目を集めていました。

初対決は1回裏1アウト1,2塁の場面でやってきます。山口選手が打席に入るときには、曽谷投手を一瞥し、ヘルメットのつばに手をかける様子も。

2ストライクと追い込んだ曽谷投手でしたが、4球目を弾き返されライト前ヒット、初対決は山口選手に軍配が上がりました。

2度目の対決では、曽谷投手がサードゴロに打ち取り、リベンジに成功します。曽谷投手が4回途中で降板したため、3度目の対決は実現しませんでした。

オリックス入りが決まった際、山口選手との対戦を熱望していた曽谷投手。念願の対決は実現しましたが、この日の投球はコントロールに苦しみ、6安打4失点。曽谷投手にとって、悔しい今季初登板となりました。

今後、幾度となく対戦するであろう2人。曽谷投手はオリックスのローテーション投手に、山口選手はロッテの主軸打者に成長する未来が楽しみで仕方ありません。

4月9日(火)からは、本拠地・京セラドーム大阪での6連戦です。

選手同士のつながりや関係性に注目して、オリックスの試合を楽しみましょう！

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※本記事は、4/8の情報です