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球団最速をマークするなど「ベネズエラトリオ」が躍動!積極補強のソフトバンクと、4連覇を目指すオリックスが開幕シリーズで激突!

  • 2024.4.1
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写真:SANKEI

2024年プロ野球が開幕しました!

名将・中嶋監督の下、四連覇を目指すオリックス・バファローズ。京セラドーム大阪にソフトバンクを迎えた開幕3連戦でしたが、結果は1勝2敗…残念ながら負け越しスタートとなりました。

この記事では、ソフトバンクとの開幕3連戦を振り返ります。

3月29日(金)●1-3 宮城投手、山川選手に決勝ホームランを浴びる…

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オリックスの開幕投手は宮城大弥投手。2024年はエースとしてチームを引っ張る役割が期待されます。

ソフトバンクの開幕投手は有原航平投手。昨年(2023年)、オリックスは有原投手に6試合で防御率2.25と抑え込まれていました。

試合は初回から動きます。ソフトバンクの2番・今宮健太選手に右中間を破るスリーベースを許すと、柳田悠岐選手にはライトへの大きな犠牲フライを打たれ、先制点を奪われます。

しかし、バファローズ打線も黙っていません。西野選手が2024年チーム初ヒットを放ちます。その後、2アウト1,2塁のチャンスを作り、宗選手がレフト線へのタイムリーツーベース!すかさず同点に追いつきました。

2回以降は両投手が得点を許さず、緊迫した投手戦が続きます。均衡が破れたのは7回表。この回先頭の山川穂高選手に右中間へのソロホームランを浴び、勝ち越しを許します。さらに1アウト1,2塁のピンチを招くと、甲斐拓也選手にはレフトへのタイムリーを打たれ、1-3とリードを広げられました。

結果的に山川選手のホームランが決勝点となり、1-3で敗れたオリックス。有原投手から奪った得点は初回の1点のみ。2回以降は0に抑え込まれ、ソフトバンクのリリーフ陣からも得点を奪えませんでした。

3月30日(土)○2-0 ベネズエラトリオ大活躍!

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先発はエスピノーザ投手。オープン戦は3試合に登板して、防御率0.90。結果を残して、開幕2戦目の先発に抜擢されました。

そんなエスピノーザ投手ですが、立ち上がりは制球に苦労します。初回、先頭の周東佑京選手にフォアボールを許すと、すかさず盗塁を決められます。

3番・柳田選手にもフォアボールを与えたエスピノーザ投手。1アウト1,2塁の場面で、打席に前日決勝ホームランの山川選手を迎えますが、見事併殺打に打ち取りました。初回のピンチを切り抜けたエスピノーザ投手は、2回以降も粘りのピッチングで得点を与えません。

一方、打線はソフトバンクの先発・モイネロ投手に4回までパーフェクトに抑えられます。しかし、5回裏、先頭の頓宮選手がレフトへチーム初ヒットを放つと、この日スタメン起用されたセデーニョ選手が右中間への先制2ランホームラン!

エスピノーザ投手は6回まで投げ、7回以降は小木田敦也投手、マチャド投手、平野佳寿投手の継投リレーで、強力ソフトバンク打線を完封しました。

圧巻だったのはマチャド投手。8回に登板し、球団最速の162キロをマークし、アウト3つを全て三振で奪います。貴重なリリーフ投手として、2024年オリックスの大きな戦力になってくれるでしょう。

お立ち台に立ったのは、エスピノーザ投手、マチャド投手、セデーニョ選手のベネズエラトリオ。山本由伸投手と山﨑福也投手が抜けた先発陣、宇田川優希投手の出遅れ、阿部翔太投手の不調が不安なオリックスですが、頼もしい新戦力が加わりました。今シーズンは外国人選手の活躍も楽しみです。

3月31日(日) ●2-5 終盤のチャンスであと1本が出ず…-

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この試合、筆者は球場で観戦しました。日曜日ということもあり、球場は超満員(3万5922人)。筆者自身、今年初のプロ野球観戦ということもあり、否が応にも気持ちが高まります。

先発の田嶋投手は、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回から4回は、毎回ランナーを出しますが、渡部選手のナイスプレーなどもあり、無失点に切り抜けます。

この日の田嶋投手は、山川選手に対して特に慎重になっていて、2打席連続でフォアボールを与えていました。

実際に球場で感じたのは、ソフトバンク打線全体の圧力山川選手に加えて、柳田選手近藤健介選手栗原陵矢選手など、日本代表クラスの選手がずらり。マウンドで相対する投手は、非常に神経を使う強烈な打線です。

試合は5回表、田嶋投手がウォーカー選手に先制ソロホームランを浴びますが、その直後の5回裏、宗選手の犠牲フライで同点に追いつきます。

しかし、7回表、連投の小木田投手が栗原選手に勝ち越しタイムリーツーベースを許すと、8回、9回にもリリーフ陣が失点を重ねました。

打線は終盤にチャンスを作ります。特に8回裏2アウト2,3塁、一打同点の場面は、この試合1番の盛り上がりでした。しかし、西川選手にあと1本が出ず、2-5で敗戦…。

まとめ

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残念ながら、開幕カード勝ち越しとはなりませんでした。

投手陣が頑張っていた一方で、打線が全体的に低調なのが気になります。特に紅林選手は、9打数ノーヒット。早く1本出てほしいところです。

4月2日(火)からは、ベルーナドームで西武戦。平良海馬投手武内夏暉投手などの手強い先発が予想されますが、昨年同様ひとつひとつ勝ちを積み重ねていきましょう!


※本記事は、4/1の情報です

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