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「ハッキリいって絶品もの」「ガチで予想してなかった」高橋周平の離脱で昇格した若手選手はどのように起用される??

  • 2024.4.17
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写真:PIXTA

セ・リーグ首位を快走する中日ドラゴンズに、暗雲が立ち込めています。攻守の要である高橋周平選手が負傷離脱。チームにとって大きな痛手であることは間違いありません。しかし、悲観ばかりもしていられません。高橋選手の穴をどう埋めるのか、チームの“次の一手”が試されています。

高橋周平選手の不在がもたらす不安

今シーズン、高橋選手は打率.266得点圏.375と好成績を残し、主に3番打者として打線を牽引してきました。勝負強い打撃と巧みなバットコントロールでチャンスを演出する姿は、まさに頼れる中軸の風格。彼の離脱は、得点力低下に直結する可能性が高く、打線組み換えは急務となっています。 

高橋選手は、打撃だけでなく守備でもチームに貢献してきました。サードの守備は堅実そのもの。広い守備範囲で、幾度となくピンチの芽を摘んできました。彼の不在は、内野守備の安定感に影響を与えることは必至です。

高橋選手の離脱を受け、一軍昇格を果たしたのがルーキーの辻本選手です。二軍ではショート、セカンド、サードを守り、内野の複数ポジションをこなせるユーティリティ性が持ち味です。しかし、バッティングは打率.184と結果を残しているわけではなく、守備力と一軍経験を重視して昇格に選ばれたと思われます

辻本選手にとっては、一軍の舞台で経験を積み、さらなる成長を遂げる絶好の機会となるはずです。
SNS上でも「高橋周平に変わって昇格予定の辻本倫太郎のサード守備 ハッキリいって絶品ものです」とのコメントも見受けられました。

他には昇格候補として、福永選手の存在が挙げられます。ここまで二軍で打率.343、本塁打2、盗塁9と猛アピールを続けてきました。しかし守備の面で課題が目立ち、今回の1軍昇格は見送りとなっています。最近では持ち前の打撃を生かすために、人生初の外野守備にも挑戦しています。

今回の福永選手の一軍昇格見送りに、ファンからは次のような声が上がっています。

「福永じゃないのか」
「辻本はガチで予想してなかった」
「福永、石川はまだ鍛えたいのかな」

注目されるポジション争いと打順組み換え

高橋選手の抜けたサードのポジション争いが熾烈を極めそうです。候補としては、カリステ選手山本選手そして辻本選手が挙げられます。守備力重視であれば山本選手、打撃力重視であればカリステ選手、という起用法も考えられます。

また、打順の組み換えも注目されます。3番打者の候補としては、上林選手、カリステ選手、得点圏打率の高い細川選手など、複数の選択肢があります。対戦相手や選手の調子を考慮し、柔軟な打順編成が求められるでしょう。

辻本選手や村松選手など、足の速い選手が増えることで、盗塁やエンドランなど、機動力を使った攻撃が増える可能性があります。俊足の選手を活かした攻撃は、相手バッテリーにプレッシャーを与え、得点のチャンスを広げることができます。

中日ドラゴンズの強みは、リーグトップの防御率を誇る投手陣にあります。高橋選手の離脱による得点力低下を最小限に抑えるためには、投手陣の安定感がより重要となります。先発投手陣はもちろん、リリーフ陣もこれまで以上の奮闘が求められます。

また、辻本選手をはじめ、龍空選手や石川昂弥選手など、若手選手の成長もチームの浮沈を左右するでしょう。彼らが一軍で結果を残すことができれば、チーム力の底上げにつながります。

高橋選手の離脱は、確かに大きな痛手です。しかし、チームにとっては試練を乗り越え、さらなる成長を遂げるチャンスでもあります。選手層の厚さと、チーム一丸となって戦う姿勢が、ドラゴンズの真価を問われています。

ドラゴンズの逆襲に期待しましょう。


※本記事は、4/17の情報です

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