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凄すぎる!"希少性が高い記録"に到達したベテランの「積み重ねた経験と進化」が導いた金字塔

  • 2024.4.6
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写真:SANKEI

3月30日、神宮球場で行われた中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ開幕第2戦。この試合で、涌井投手は2000奪三振を達成しています。4回裏、2アウトの場面で打席には4番村上選手。緊迫した空気の中、涌井投手は渾身のストレートで村上選手を空振り三振に仕留めます。この瞬間、涌井投手は通算2000奪三振を達成。この記録は非常に珍しく、NPBで通算24人しか達成していない大記録となっています。

涌井投手の経歴

2005年のドラフト1位で西武ライオンズに入団した涌井投手。ルーキーイヤーから1軍登板を果たし、翌年には先発ローテーションを勝ち取っています。その後も西武のエースとして活躍し、最多勝や沢村賞など数々のタイトルを獲得。2014年に千葉ロッテマリーンズに移籍、そして2023年、東北楽天ゴールデンイーグルスを経て、ドラゴンズに入団。ベテランの域に達してもなお、その力は衰えることを知りません。

涌井投手の持ち味は、なんといっても力強いストレートと多彩な変化球です。150キロ近いストレートは、打者の手元で伸びるような球威があり、多くの打者を圧倒しています。さらにスライダー、フォーク、シンカーなど様々な変化球を操り、打者に的を絞らせません。

しかし、涌井投手のすごさは、単に球種が多いだけではありません。長年培ってきた経験と、常に進化を求める姿勢が、彼のピッチングを支えています。年齢を重ねるごとに、投球術や配球の巧みさが増し、若い頃とはまた違った魅力を見せています。

2000奪三振の達成者

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TRILL作成

今回涌井投手が達成した2000奪三振の記録は、史上24人目の珍しい記録と言えます。2000本安打の達成者が55人と比較すると、その希少性が分かります。上記の達成者を見ても、名球会入りの条件とは言えませんが、2000奪三振の記録は名だたるメンバーが揃っています。今回の2000奪三振達成は、涌井投手のこれまでの努力と進化の証と言えるでしょう。

試合後、涌井投手は「素直に嬉しい。ここまで来られたのも周りの方々のおかげ」とコメント。さらに「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と、今後の活躍を誓っています。

涌井投手の経験と力は、チームにとって大きな武器となるでしょう。2000奪三振という金字塔を打ち立てた涌井投手の、さらなる活躍に期待が高まります。


※本記事は、4/1時点の情報です

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