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「ホームランの飛距離よりすごい伸び方してる」SNSでも大盛り上がり!大谷の活躍によって上下する企業!?

  • 2024.4.5

今季からロサンゼルス・ドジャースでプレーしている大谷翔平選手。

移籍一年目という重圧もあってか、開幕から8試合終了時点で未だにホームランはありません。昨年は開幕から3戦目となる12打席目に1号を打っていただけに、ここ最近はファンからも心配する声が挙がっていましたが、9試合目となる本日、ようやく初ホームランが飛び出しました。

今回は記念すべき移籍後初ホームランの詳細とその裏側で起きていた「大谷工業社の株価上昇」について触れたいと思います。一見関係性がない両者のように感じますが、一体何があったのでしょうか。まずはその発端であるホームランから振り返ります。

【待望の初ホームラン】

移籍後初となる第1号ホームランが本日4月4日、遂に飛び出しました。サンフランシスコ・ジャイアンツとの第3戦に大谷翔平選手は「2番・DH」でスタメン出場。4-3とドジャーズ1点リードの7回裏、二死ランナーなしの状況で四打席目が回ってきます。相手ピッチャーは昨年中継ぎで60試合に出場した実力者のテーラー・ロジャーズ投手でしたが、3ボール1ストライクからの真ん中に入った直球をプルヒッティング右中間スタンド中段にソロホームランを叩き込みました。

打った瞬間ホームランと分かる打球にこの瞬間を待ち望んでいたドジャー・スタジアムの観客もスタンディングオベーション。8回に再び1点差まで追い上げらますが、大谷選手の一発が効き、5-4で試合にも勝利しました。試合後、大谷選手は「焦る気持ちを我慢しながら自分のスイングをしようと努めてきた」とコメント。野球にとどまらずプライベートでの変化も大きい今年は大変と想像できますが、今日の一発で波に乗ってほしいところです。

【大谷工業の株価上昇との関係は?】

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写真:PIXTA

大谷選手の一発でアメリカの地が歓喜に沸く頃、裏側に位置する日本では大谷工業の株価上昇でSNSが盛り上がりを見せます。これは大谷選手の活躍により、社名に同選手の名字が入っている大谷工業へも影響が波及し、株価上昇という好循環を生んだことによるもの。

大谷工業の前日の終値は7,420円でしたが、本日4日は3月29日以来となる一時7,700円台の高値を記録しました。ホームランが飛び出した時間から間もないタイミングで株価上昇を記録していることから、大谷選手の影響を受けたことはまず間違いないと言ってよいでしょう。ちなみに、株式会社大谷工業は東京都品川区に本社を置く会社。配電・通信線用の架線金物の製造販売等を事業にしています。また、日本における三大高級ホテルの一つでもある「ホテルニューオータニ」を直営する株式会社ニュー・オータニは同社の関連会社です。

SNSの声

・WBCからこの企業追っていて良かった
・逆に大谷工業急騰したからホームラン打ったのかと思って調べたらその通りだった
・ホームランの飛距離よりすごい伸び方してる
・大谷工業は頭が上がらないな
・この企業の売り上げは一人の野球選手が握ってる

【騒動は今回だけではない】

実は大谷工業社の株価上昇は今回だけではありません。大谷選手が優勝投手に輝いた昨年のWBC開催期間中も同社の株価が急騰。4営業日連続で値幅制限の上限に達するストップ高を記録しました。また、結婚を発表した今年3月1日の株価は上昇具合が顕著。前日の終値8,710円に対して1,290円高となる一時10,000円の高値を記録し、株券等の売買された数量をあらわす売買高も前日比で17倍近くも増えました。

これら一連の動きを見ると両者に関係性があるようにも思えてしまいますが、同社は「大谷選手とは一切関係がございません」と明言。直接的な接点が無いだけにこのコメントは真実でしょう。大谷選手の社会に与える影響力の大きさがよく分かる出来事ですが、今後も日本に良い影響を与えてくれることを期待します。


※情報は4月4日時点のものです。

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