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【センバツ第5日】登場する全校が、甲子園決勝進出の経験がある好カード!西谷監督は通算勝利数トップタイなるか

  • 2024.3.22
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第1試合 9:00 神村学園(鹿児島)vs 作新学院(栃木)

神村学園

昨夏の甲子園4強入りの主力メンバーが多く残ります。秋は国体が開催される都合上、例年より一カ月ほど早く県予選が始まり、新チームとしては強行日程を強いられましたが、蓋を開けてみれば他校に圧勝。九州大会でも2試合をコールド勝ちで制す試合運びが光りました。
3番に座る2年生の今岡拓夢選手はホームランも打てる好打者。前チームで主将を務めた兄の今岡歩夢選手の弟でもあり、甲子園でアーチを描き、チームを初の甲子園4強に導いた兄に続く活躍を誓います。
投げては最速141km左腕の今村拓未投手がエースに成長。冬のトレーニングで体重が5kgアップするなど力感を増しています。


作新学院

昨年のセンバツはベスト8で敗退。そのときの対戦相手である山梨学院高校と関東大会決勝で再戦すると、終盤に突き放して13-4と圧勝。見事リベンジを果たし、王者になりました。
秋は集中打でビッグイニングをつくる試合も多く、持ち前の打力の高さが光りました。打線は主将の小森一誠選手をはじめ左打者が多く揃っている点が特徴です。
投手は最速147kmを誇るエースの小川哲平投手が中心ですが、控え投手も充実しています。強豪私学としては珍しく、ベンチ入り全員が県内出身選手。チームの目標は「日本一」です。

第2試合 11:30 大阪桐蔭(大阪)vs 北海(北海道)

大阪桐蔭

今や押しも押されもせぬ高校野球界における横綱的な存在。2年前の優勝を含め春は4度、夏は5度の優勝を誇ります。
昨秋は府大会から地区決勝にかけて接戦が続くも、終わってみれば確実に勝利を挙げており、秋の近畿3連覇を果たしました。例年のチームと比べるとスケール感はやや小さい印象ですが、下級生のときからベンチ入りしているエースの平嶋桂知投手や外野手の徳丸快晴選手を中心に今年も狙うは頂点のみです。
なお、今大会で1勝を挙げた場合、西谷浩一監督が歴代監督の甲子園通算勝利数トップタイとなります。


北海

昨秋の北海道地区を制した北海高校が3年ぶりに出場します。
秋は安定感のある試合運びで勝ち進みましたが、決勝の東海大札幌戦では4点を先制される苦しい展開。それでもじわじわと詰め寄り同点に追いつくと延長10回タイブレークの末に勝ち越し、夏春連続となる甲子園切符を掴みました
新チームの公式戦防御率は1.18と守り勝つチームカラーが特徴。甲子園で上位進出を狙います。1885年創立の伝統校であり、今回で春夏通算54回目の出場となります。1963年春と2016年夏に果たした準優勝を超えられるか注目です。

第3試合 14:00 愛工大名電(愛知)vs 報徳学園(兵庫)

愛工大名電

強豪の愛工大名電高校が10度目のセンバツを迎えます。
愛知県大会決勝では豊川高校に7-1と快勝するも、再び相まみえた地区決勝では序盤に8点差を付けられる苦しい展開。それでも終盤に怒涛の追い上げを見せて1点差に詰め寄るなど、地力の高さを見せます。出場校中3位となる打率.393の破壊力ある打線が武器ですが、秋は大味な試合が目立ち、投手力に課題を残しました。
ただ、伝統的に夏より春に好成績を収める学校であり、今年も「春に強い名電」を見せてくれることに期待します。


報徳学園

甲子園からほど近い武庫川沿いにある学校で、2002年にセンバツ初優勝。
昨年センバツも3回戦と準々決勝の2試合連続でタイブレークの死闘を制し、決勝に進出しました。山梨学院高校に敗れて惜しくも準優勝に終わりますが、常連の名に恥じない戦いぶりを見せます。
そのときの準Vメンバーである今朝丸裕喜投手と間木歩投手の両右腕が新チームを引っ張り、近畿大会に駒を進めました。今朝丸投手は187cmの長身から150kmの速球を投げる本格派。昨年のセンバツ決勝のマウンドにも立っており、今大会で雪辱を誓います。


※本記事は3/21時点の情報です
※試合開始時刻は、天候や前の試合により変更となる場合があります

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