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【センバツ第2日】第1試合で打率6割超の"超逸材"が登場!第2試合では、強豪校同士が激突…!

  • 2024.3.19
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第1試合 9:00 豊川(愛知)vs 阿南光(徳島)

豊川

県大会は準優勝でしたが、東海大会では一戦ごとに力強さを増して頂点に上り詰めました。
4割近いチーム打率とホームラン7本、盗塁45個はいずれも出場校中トップ。機動力と長打力を合わせ持った攻撃は全国でも屈指です。中でも、打線のキーマンとなる存在が3番打者のモイセエフ・ニキータ選手。東海大会4試合で6割を超える打率を残し、ホームランも放ちました。
他にも全体的にレベルの高い選手が揃っており、初出場でベスト4入りした10年前のチームと比べても同等以上のポテンシャルを秘めています。


阿南光

2018年に阿南工業高校と新野高校が統合して誕生した県立校。32年前に新野高校がセンバツに出場した歴史を受け継ぎます。
徳島3位ながら、地区大会では丸亀城西高校、松山商業高校、鳴門高校と実力校を相次いで撃破し、準優勝。
全4試合を完投した吉岡暖投手のスタミナと攻撃陣の勝負強さは見事でした。ちなみに、捕手で主将の井坂琉星選手は中学時代から吉岡投手とバッテリーを組んでおり、全国制覇の経験もあります。投打に公立校らしからぬ力強さがあり、今大会台風の目になる可能性を秘めたチームです。

第2試合 11:30 敦賀気比(福井)vs 明豊(大分)

敦賀気比

夏の甲子園が終わってからの新チームづくりは期間が短いため難しいとよく言われますが、そんな意見をも吹き飛ばす4年連続のセンバツを決めたのが敦賀気比。
一時期低迷していましたが、2010年代以降は毎年のように甲子園出場を果たし、2015年春は福井県勢初の優勝を勝ち取りました。
今年のエースは甲子園経験もあるサウスポーの竹下海斗投手。チェンジアップが武器の技巧派です。昨夏限りで退任の意向を示していた東哲平監督も続投しており、甲子園を熟知した戦いで9年ぶりの春制覇を目指します。


明豊

3年前のセンバツは準優勝。そのときの活躍に憧れて入部した選手がチームの中心です。
打ち勝つ野球と複数投手を起用するチームカラーは今年も健在。高い総合力で秋は九州準優勝の成績を収めました。打線は同大会4試合でともに出塁率が4割を超えた1番・木村留偉選手と2番・高木真心選手の韋駄天コンビがチャンスをつくります。長打力のある4番・的場航輝選手をはじめ他にも力のある打者が揃っており、打線に隙は見当たりません。
投手は主戦の野田皇志投手と一ノ瀬翔舞投手の両右腕をはじめ、2年生左腕も二人控えます。秋は4人全員が登板し、試合ごとに継投の順番も変化させました。今大会でも指折りの投手陣と強打で優勝を狙います。

第3試合 14:00 学法石川(福島)vs 健大高崎(群馬)

学法石川

1999年夏を最後に甲子園から遠ざかっていましたが、県大会準決勝でサヨナラ勝ちをおさめ、福島3位で東北大会に進出すると強豪を次々に撃破。聖和学園高校(宮城)、金足農業高校(秋田)と他県の1位校相手に競り勝つ勝負強さを見せてベスト4に入ります。
選考では当落線上にいましたが、東北大会の戦いぶりが評価されて33年ぶりの選出。久々に届いた春の便りに学校は大いに沸きました。
派手さはありませんが、仙台育英高校を甲子園で2度準優勝に導いた佐々木順一郎監督が2018年から指揮を執っており、名将の下、全員野球でセンバツを戦います。


高崎健康福祉大学高崎高校

前身は女子校で、2001年に共学化。メディアでは「健大高崎」と表記されることも多い学校です。
2011年夏に甲子園初出場を決めると、積極果敢な走塁で相手チームを震え上がらせ、「機動破壊」とよばれるチームカラーを確立しました。以後、その野球スタイルは歴代のチームにも脈々と受け継がれ、今年のチームも昨年秋は9試合で26盗塁をマーク。機動力を全面に押し出した野球で関東ベスト4に入りました。
チーム打率.397は出場校中トップで、機動力を含めた攻撃力は近年でもトップレベル。主将の箱山遥人選手を中心に対戦相手を撹乱していくでしょう。


※本記事は3/15時点の情報です
※試合開始時刻は、天候や前の試合により変更となる場合があります

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