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今年もMVP級の活躍は必至!?大谷翔平の"オープン戦成績"と"シーズン成績"を見比べてみると衝撃の結果に…!

  • 2024.3.28
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写真:西村尚己/アフロスポーツ

MLB史上初となる韓国で開幕戦を迎えたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、開幕シリーズ2試合連続安打の打率.300、2打点で移籍1年目の公式戦スタートを切りました。

その後、変則的に再びオープン戦に戻り、そこでは6打数無安打と快音は聞かれませんでしたが、その不振だった開幕シリーズ後の3試合の成績を含めても、今季のオープン戦は打率.393、2本塁打、9打点とまずまずの成績を収めています。

これは大谷選手が過去2度、シーズン40本以上の本塁打を放ち、MVPを獲得したシーズンに次ぐ好成績です。自身最多の46本塁打を記録した2021年は、オープン戦15試合に出場し31打数17安打で打率.548、5本塁打を記録しています。また、44本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した2023年は、ワールド・ベースボール・クラシックへの出場もありオープン戦は6試合の出場に留まり、ホームランこそありましたが、11打数5安打の打率.455でした。

では他のシーズンはどうだったのか?過去の打者・大谷のオープン戦&シーズン成績を紐解いてみましょう。

オープン戦成績は、シーズンの活躍を測るバロメーター?

まず、メジャー移籍1年目の2018年のオープン戦は13試合に出場し打率.125、シーズンの成績は打率.285となっています。2年目の2019年は前年10月に靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたためオープン戦の出場はありませんでした。

2020年のオープン戦は11試合の出場で打率.125でしたが、シーズンも打率.190と低調な成績に終わっています。そしてシーズン34本塁打を記録し、打率.273と堅調だった2022年のオープン戦は13試合で打率.280でした。

MLB移籍後の大谷選手のオープン戦&シーズン成績

※OP=オープン戦 RS=レギュラーシーズン


2018年
OP:13試合32打数4安打0本塁打1打点 打率.125
RS:114試合326打数93安打22本塁打61打点 打率.285

2019年
OP:出場なし
RS:106試合384打数110安打18本塁打62打点 打率.286

2020年
OP:11試合24打数3安打0本塁打1打点 打率.125
RS:46試合153打数29安打7本塁打24打点 打率.190

2021年 (MVP)
OP:15試合31打数17安打5本塁打8打点 打率.548
RS:158試合537打数138安打46本塁打100打点 打率.257

2022年
OP:13試合25打数7安打3本塁打7打点 打率.280
RS:157試合586打数160安打34本塁打95打点 打率.273

2023年(MVP/本塁打王)
OP:6試合11打数5安打0本塁打0打点 打率.455
RS:135試合497打数151安打44本塁打95打点 打率.304

2024年
OP:11試合28打数11安打2本塁打9打点 打率.393

MVP獲得シーズンに匹敵する打撃復活が待たれる

過去の実績から見ると、オープン戦で好調だったシーズンは、MVP40本塁打以上を放ち、いずれもMVPを獲得しているという衝撃的な結果に。

今シーズン、3月28日(日本時間29日)から迎える本国開幕戦を前にした、オープン戦最終成績は打率.393でした。しかし、それは韓国での開幕戦2戦目の試合前に通訳を務めていた水原一平氏解雇の影響もあり、米国復帰後の3試合で6打数無安打だったオープン戦3試合を含めた成績です。韓国開幕戦前までは、22打数11安打、打率.500、2本塁打とMVPを獲得したシーズンに匹敵するだけの好調を維持していました。

25日(同26日)の会見で「気持ちを切り替えるのは難しいですけど、シーズンに向けてまたスタートしたい」と語った大谷選手。本来のバッティングに戻るまではまだ少し時間がかかるかもしれませんが、MVP受賞経験のある1番ムーキー・ベッツ選手、3番フレディ・フリーマン選手が前後を打つため、エンゼルス時代よりは敬遠数も減ると予想されます。韓国開幕戦前の状態に戻りさえすれば、今シーズンも十分期待できるでしょう。


※本記事は、3/28の情報です

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