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新居に引っ越し、賃貸の「初期費用」を数万円節約するには?

  • 2024.1.31
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アパートやマンションを借りる時の初期費用はなにかと高額だが、削れるかもしれない費用がある。しかも任意の項目になっていることも多く、不動産会社に相談しやすい。

■初期費用が抑えられるのは「オプション」

賃貸契約の初期費用の中に、害虫駆除や除菌・消毒サービスなどの“オプション”と呼ばれる項目がいくつかあり、断ることができる可能性が大きい。

オプションは不動産会社が手数料を稼げる項目なため、見積りに最初から組み込まれていることが多く、契約で外せない場合もあるが、見積もりから除くよう相談はできる。

断れる可能性が高いオプション内容にはこのようなものがあり、いずれも費用の相場は決して安くない。このオプションをいくつか外すだけで、数万円単位で初期費用を節約できるだろう。

●オプション内容……費用の相場
24時間サポート……1万5000~2万円(2年契約が多い)
害虫駆除……2万円前後
消毒抗菌……1万~2万円
簡易消火剤……5000~1万5000円

■残したほうがいいオプションはどれ?

どのオプションは削ってもいいか、見極める際の基準は個人によって異なるものの、大まかには以下のように考えると良いだろう。

「24時間サポート」は、鍵の紛失・水漏れなどの急なトラブルにいつでも対応してもらえるので、つけたほうが安心だろう。

「害虫駆除」は、まず駆除方法を不動産会社に確かめ、内容が自分でもできる、くん煙剤を使うだけなら外しても良い。

「除菌消臭・抗菌サービス」については、外しても問題ないと考えられるが、内容を不動産会社に確かめてから決めよう。

最後の「簡易消火剤」は、廊下などの共用部分に消火器があるなら不要だし、消火器などを持っているなら外しても良いだろう。

■オプションを外すなら自分でこれをやっておこう

初期費用のオプションを外すなら、自分で対応できるように準備が必要だ。

「24時間サポート」を外すなら、鍵の紛失、水回りトラブルなどに対応できる地元の業者を調べておこう。「害虫駆除」を自分でやるなら、入居前にバルサンなどのくん煙剤を買ってきて使おう。数百円で買えるはずだ。

「部屋の消臭・除菌」については、1000円以下の除菌消臭スプレーをネット通販で買えるし、「簡易消火剤」は、小さなアパートなどでは共用部分に消火器がないことがあるので、ネット通販で3000円以内の消火剤スプレーなどを買うといいだろう。

初期費用のオプションは、トラブル対応を除けば数千円で済ませられるため、外せば数万円の節約ができるが、外さないほうがいいオプション、つけたいい場合もある。費用とのバランスを考えて決めよう。

文・編集:dマネーニュース編集部

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