涙なくしては見られない!『ヒョンジェは美しい』で判明した実の親子の葛藤

ついに大変な展開になってきた。テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』は、1月30日の第48話で、ヒョンジェ(ユン・シユン)とミレ(ペ・ダビン)の結婚に暗雲がたちこめてきた。というのは、ヒョンジェの祖父のギョンチョル(パク・イナン)とミレの母親のスジョン(パク・ジヨン)が実の親子であることがわかったからだ。

ギョンチョルが若い時、彼は妻を亡くして仕事に没頭する中で幼い娘の世話をできなくなった。それで一時的に施設に預けたのだが、その後に行き別れとなってしまった。それからギョンチョルはずっと娘を探していたのだが、それがなんとスジョンだったのだ。これはまさに衝撃的な事実であった。

DNA鑑定で実の親子であることが判明したギョンチョルとスジョン。しかし、スジョンにとっては父親から捨てられたという意識が強烈にトラウマになっており、ギョンチョルのことを素直に認められない複雑な感情があった。しかもギョンチョルが本当に幸せそうに暮らしているのを見ると、なおさらスジョンは父親のことを許したくない気持ちが強くなった。

ギョンチョルのほうも、せっかく会えた念願の娘であったが、実際には大人になった娘と会っており、その時は実の子供だと気がつかなかった。そのこともショックであったし、ヒョンジェが結婚しようとするミレの母親だということも本当に驚くべきことだった。

結局、ギョンチョルとスジョンは何度会っても心を通わせることができなかった。特にスジョンの拒否反当が強烈であった。そのことで極端に落ち込むギョンチョル。彼は実の娘に会いたいということが一番の生き甲斐になっていたのだが、実際に会ってみると娘から極端に恨まれているという事実を知ってしまった。こうなると、一体自分の人生は何だったのかと落ち込むしかない。

ギョンチョルとスジョンの葛藤

果たして、実の親子だと判明したギョンチョルとスジョンの葛藤は解けることができるのだろうか。そして、結婚にストップがかかったヒョンジェとミレの今後の展開もとても気になってくる。

文＝康 熙奉（カン・ヒボン）