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入場料1万円、トイレ使用料2万円…義姉が新居に貼った料金表に絶句!兄が隠していた真相を話すと…

  • 2024.1.31

早くに両親を亡くし、支え合って生活してきた私と兄は、世間一般の兄妹よりも仲が良いと思っています。しかし、兄が結婚して義姉ができてから、私たちの関係性は少し変わってしまいました。義姉はとにかく私のことを見下します。話していてもあまり気分が良くないので、必要以上に関わらないようにしていました。

義姉に気を使い、兄との連絡を控えていたある日、突然兄夫婦が私を訪ねてきました。一体何の用かと思ったら、家を買うことにしたと言うのです。

兄夫婦、家を買う

兄はこれまでオモチャ会社で恐竜のフィギュアを制作する職人として働いてきたのですが、最近独立して会社を立ち上げたばかり。前職から引き続き仕事をもらえるようで、売り上げの心配はありませんが、大きなフィギュアを作ることもあって作業場所の確保には頭を悩ませていました。

そんなとき、義姉が仕事場兼自宅にできるいい土地を見つけ、今回の決断に至ったようです。

ところが問題は予算です。義姉は「社長なんだから、どこの銀行でもお金は貸してくれる!」と自信満々ですが、駆け出し自営業の兄にそう簡単にお金を貸してくれるとは思えません。

お金は借りられるのか、そしてローンを返していけるのかと私が心配していると「独身で彼氏もいない、家を買う予定もないようなあなたは黙ってて!」と義姉が一蹴。私のいうことなど聞く耳を持ちません。家を買うという報告も、相談ではなく自慢したかったのでしょう。

義姉には腹が立ちましたが、兄は私にとって唯一の家族……。なんとかしてあげたいと思わずにいられませんでした。

入場料1万円?!

その後、兄夫婦はなんとか家の購入にこぎつけました。義姉が張り切って打ち合わせに出かけていると兄から聞いています。

そうこうしているうちに新居が完成! 真っ先に見てほしいと兄から自宅に招待されたので、早速遊びに行くことにしました。

すると、玄関先に義姉が待ち構えていて「入場料1万円もらいます」と、ビックリ発言。 家の中にも、トイレ使用料2万円、入浴料3万円、暖房料2万円と、意味不明な料金表が貼られていました。ローンを返すためのアイデアだというから驚きです。

さすがにこれ以上黙っていられないと思った私は「何言ってるの? ここ、私の家だよ」と義姉に告げました。

私の言葉に義姉はビックリしていましたが、聞く耳持たずに入場料を請求するので、真実を告げました。実はこの家、私が親族居住用住宅ローンを組んで建てたのです。

やはり独立したての兄では住宅ローンの審査がおりなかったので、会社員で収入の安定している私の名義でローンを組んだのです。兄が義姉に話していたと思っていたのですが、伝えられなかったのでしょう。

義姉に伝えたいこと

私は料金表をそのまま義姉に突きつけ「私の家なので、こちらお支払いください」と笑顔で言いました。義姉は料金表を剥がしてゴミ箱に捨て、バツが悪かったのか寝室に逃げ帰って行きました。

兄を見ると申し訳なさそうに立っています。気の弱い兄のことなので、義姉に何も言えなかったのでしょう。

私は義姉を呼び、代わりにローンを組んだことを恩に着せるつもりはないこと、兄の仕事を応援するために手助けをしただけだということ、そして今後来客があっても私にしたような振る舞いをしないでほしいということを強く伝えました。

これにはさすがの義姉も頷き、私にお礼の言葉をかけてくれたので、兄に免じて許すことにしたのでした。

義姉の行動は行き過ぎでしたが、兄が仕事をしやすい環境をと思って家の購入を考えたはず。今回の件で自分の振る舞いを見直し、良い妻、良い義姉になってほしいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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