「アナタから良くない気を感じるわ」スピリチュアル好き美容師の圧がウザい！ → 思わず！？

先日友人が「こないだ行った美容院、今までで一番疲れたわー！」と話していました。詳しく聞いてみると、初めて行った美容院で出会った担当さんがスピリチュアル好きな人だったそうで……？

初めての美容院で「よくない気を感じる」

最近、近所に新しい美容院ができました。
ちょうど美容院を探していたので、さっそく予約して行くことに。

担当についてくれたのは少し年上くらいの女性でした。
あいさつしたときに「話しやすそうな人だな」と好印象を感じたのですが、いざカットが始まると、唐突に

「あなた、良くない気を感じるわ」と言ってきたのです。

ぽかんとしていると
「あなた玄関に写真とか置いてない？」と話は続きます。

「置いてないです」と言うと

「トイレに〇〇は？」「寝室に〇〇は？」といろいろ聞いてきて、
何個目かに「それはあります」と言うと

「ほらやっぱり！それって良くないのよ！」ということでした。

正直、そんなに何個も聞かれれば1つくらい当たるだろうと思ってしまいましたが、そんな私のことはおかまいなしにスピリチュアル的な話が続きました。

「こうすると運気が良くなるよ」みたいな話だったらまだいいのですが、終始
「こういうところがいけない」というダメ出しばかりで、
「勘弁してよ……」と感じていました。

初対面の人から聞いてもいないのにダメ出しをされ続けるのは、苦痛以外のなにものでもありません。

美容師さんだけでなく、これまでもアドバイスの体でダメ出しをしてくる人と話したことがあったのですが、「もう結構です」と断っても、なぜかやめてくれず困ってしまった経験がありました。
その経験と重なり、美容師さんからのダメ出し攻撃にも、もういい加減「うるせぇわ」と思っていました。

すると美容師さん、ビックリした顔で固まっています。

……やっちゃいました。
心で思っていたつもりが、口から「うるせぇわ」と出ていたのです……。

それから気まずーい雰囲気が流れ、最後まで無言のままでした。

暴言を吐いてしまい申し訳ないと思いつつ、
でも、ようやく静かになってくれてホッとした自分もいました。

そして残念ながら、その美容室には二度と行くことはありませんでした。

持論を押し付けたりダメ出しし続けたりするのは、相手にとっては苦痛でしかありませんよね。
自分がいいと思うものを勧めたくなる気持ちはわかりますが、相手の気持ちも大切にしてほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：橘るい