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「日本を避けたって?」元G大阪キム・ヨングォン、サウジ記者の疑心を一蹴

  • 2024.1.30

「(どこかの国との対戦を)避けたいという考えは一度もなかった。どこと対戦しても切り抜けることができる」

ユルゲン・クリンスマン監督率いるサッカー韓国代表は1月31日午前1時(以下、日本時間)、2023年AFCアジアカップ・16強戦でサウジアラビア代表と対戦する。

サウジはグループリーグで1ゴールだけを許した。ロベルト・マンチーニ監督が赴任して後、守備が固くなったという評価だ。ただオマーン、キルギス、タイなど比較的弱いチームを相手に上がってきたという点も考慮しなければならない。

JリーグでもプレーしたベテランDFのキム・ヨングォン(33、蔚山HD)は試合前日に開かれた記者会見に出席。「トーナメントに進出して、とても良い試合を期待している。 サウジは強いチームであるだけに、我々もきっと良い試合ができると思う。大いに期待している」と話し始めた。

(写真提供=OSEN)記者会見に臨んだクリンスマン監督とキム・ヨングォン

海外では、韓国がわざとマレーシアと引き分け、グループ2位で日本を避けたという疑惑が広がっている。 特にクリンスマン監督が後半のアディショナルタイムで同点ゴールを許した後、微笑む場面が大きな話題を集めた。外国メディアの記者らは、クリンスマン監督はもとより、サウジのロベルト·マンチーニ監督にもこの話を質問した。

懸命に戦った選手たちとしては不快に思うかもしれない。 

キム·ヨングォンはこのことに対して「監督がおっしゃったように我々はどこと対戦したい、どこは避けたいという考えは一度もしなかった。我々はどこが相手になっても、うまく乗り越えられると思う。確かにグループ1位でベスト16入りするのが大きな目標だった。試合結果が引き分けに終わり、惜しくもグループ2位になったが」と線を引いた。

韓国が64年ぶりのアジアカップ優勝を果たすためには、守備の安定化が欠かせない。 マレーシア相手に3ゴールを許すような守備力では、これから先を上がりにくい。

キム・ヨングォンは、「確かに問題はある。しかし、そうした問題点がある意味グループリーグで浮上して良かったと思う。トーナメントでそんなに失点していたら、試合結果に影響が大きかっただろう。サウジ戦では大量失点してはいけない。みんながそれをよく知っている。しっかり準備する」

(写真提供=OSEN)キム・ヨングォン

今回の試合が行われるスタジアムは、キム・ヨングォンにとって良い思い出がある場所だ。2022年カタールW杯の対ポルトガル戦で同点ゴールを決め、韓国の劇的な16強進出に大きく貢献した場所なのだ。

「良い記憶があり、良い試合をしたスタジアムであることは事実だ。しかし、アジアカップとW杯は確かに違う大会だ。選手たちもたくさん変わったし、監督も変わった。今現在が重要だ。良い思い出を持ち、僕個人ではなく韓国代表チームが勝利できるように、どのポジションでも最善を尽くす」と覚悟を燃やした。

(記事提供=OSEN)

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