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100均アイテムでサプライズ! 花のバレンタインギフト プチプラ花コーデVol.130

  • 2024.1.30
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プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラな手作りアイデアを教えていただきます。

2月14日は、花を贈りあうフラワーバレンタイン

2月14日はバレンタインデー。日本では、バレンタイン=チョコレートを贈る日で定着していますね。私も毎年、チョコレートを贈ったりいただいたり、自分用に購入したりしています。

その2月14日に「フラワーバレンタイン」というキャンペーンがあることをご存じですか? 恋人や友人同士、家族などの大切な人に、愛や感謝を伝えるために花を贈りましょうというものです。キャッチコピーは「花は自由なラブレター」。1~2月は、花屋さんで、フラワーバレンタインのポスターなどが貼られていたりします。

花は見るだけで、とても明るく温かい気持ちになれます。だからこそ、花のプレゼントはとても嬉しいですし、贈る側もどんな花が好きかな? 何色がいいかな? と、相手のことを考えてわくわくします。この時季はかわいい春の花が豊富に出回り、花のもちもよいといいこと尽くしです。

今日は100均を活用して、サプライズ感のあるフラワーバレンタイン用の花束を作ってみます。

驚愕! 100円で手に入ったかわいいマフラー

ダイソーでマフラーを見つけました。100均とはいえ、マフラーは100円以上するだろうと、200円かな? 300円かな? と値段を探してもタグなどがありません。なんとこのマフラー、100円だったのです。

100均のマフラー

マフラーが100円で買えるなんて、びっくりです。改めて100均の品揃えの豊富さや価格に驚きます。柄もとてもかわいいです。

マフラーと花を組み合わせたら、サプライズたっぷりのフラワーバレンタインになりそう!

マフラーでアレンジ

このマフラーを活用して、花束を作っていきます。ほかに、茶色のリボンを用意しました。

お買い得なラナンキュラスと、ラッピングの準備

花はこちら、ピンクのラナンキュラスです。

ラナンキュラス

ダイソーでマフラーを買って、すぐ近くにあった花屋さんで見つけました。6本500円です。1本100円以下でとってもお買い得。

迷うことなく、主役はこの花に決めました。ピンクと白が交じり合った色もかわいいです。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは、たくさんの柔らかい花びらに丸い花のフォルムが特徴。何ともいえない魅力があります。

このラナンキュラスで、花束作りの準備をしていきます。

花束作りに用意するのはこちら。給水用のティッシュペーパーとアルミホイル、輪ゴムです。

ラナンキュラスのアレンジ

【花束作りの準備】

①花束を作る前に、ラナンキュラスの葉は手で取っておきます。

ラナンキュラスのアレンジ

②ラナンキュラス6本を、輪ゴムでまとめます。

ラナンキュラスはふんわりと開いていく花。花が開いたときに、花同士がぶつからないよう、束ねる前に花の高さは少しだけ変えておきました。

ラナンキュラスのアレンジ

③マフラーを横に置いて、ラナンキュラスの長さを確認。茎をカットします。

ラナンキュラスのアレンジ

④茎の下のほうにアルミホイルを敷きます。カットしたらすぐに、茎の断面を水に濡らしたティッシュペーパーで包みます。

ラナンキュラスのアレンジ

⑤茎をティッシュで包んだら、その上をアルミホイルでさらに包み、水が漏れないようにします。

ラナンキュラスのアレンジ

これで花束の準備が完成。

花束を作るとき、この保水処理をしてからラッピングすると、花がしおれる心配がありません。

花の数が多い場合や暑い時期は、アルミホイルではなくビニール袋などを用意して、もう少し水を多めに入れるといいでしょう。

マフラーでラッピングその1:やさしく包み込む

1つめのラッピング方法はこちらです。

①マフラーを畳んで長方形を作り、マフラーの角を上のほうに置きます。

ラナンキュラスのアレンジ

ラナンキュラスの花束は、写真のようにマフラーの角から少し下のほうに置きます。

②マフラーを左、右の順で折って、花を包み込みます。

ラナンキュラスのアレンジ

③真ん中より下のほうを、リボンで縛って出来上がり。

ラナンキュラスのアレンジ

赤ちゃんをおくるみで包み込むような、やさしいイメージの花束になります。

マフラーでラッピングその2:襟つきで大人かわいく

2つめのラッピング方法は、襟つきの洋服にも似たイメージです。

①マフラーを長方形の形にします。

ラナンキュラスのアレンジ

マフラーは長いので、写真のように少し折りたたんでおきます。

②ラナンキュラスの花束を、マフラーで左、右の順に包んだら、花の顔の部分だけ開いておきます。

ラナンキュラスのアレンジ

③真ん中あたりを、リボンで結んで完成です。

ラナンキュラスのアレンジ

どちらのラッピングも、ラナンキュラスの花顔が見えるようにラッピングしました。

ラナンキュラスのアレンジ

襟つきは大人かわいい雰囲気になりますね。

寒い季節の花束の贈り物だからと、マフラーで包んだら、花がふんわりと、よりやさしい雰囲気になりました。花束を渡したあとに、「マフラー!」と気づいてくれるかな? と思うだけで、わくわくします。

このマフラーは暖かいので、ひざ掛けとしても使えそう。

フラワーバレンタイン、そしてホワイトデーと贈り物のイベントが続くので、花も団子も楽しみたいと思います。

今回の材料をご紹介

  • ラナンキュラス5本…500円
  • フリースマフラー…100円*ダイソー
  • リボン…100円*ダイソー

合計700円(税抜)

ほかに、ハサミ、輪ゴム、ティッシュペーパー、アルミホイルを用意。

花束を包むカバーも、100均アイテムを利用

マフラーで直接花を包むことに抵抗がある場合は、花束についていたセロファンや100均で買えるクリアポケットなどの透明の袋を活用します。

ラナンキュラスのアレンジ

保水処理をした花束を、袋の中に入れてセロハンテープでしっかりと留めるだけです。

ラナンキュラスのアレンジ

このあと、マフラーで包みます。

ラナンキュラスのアレンジ

こちらは、ラナンキュラスの顔全体をマフラーでくるんだタイプ。

ラッピングの方法はいろいろあるので、花束の形やその時の気分で変えてみるのもおもしろいです。

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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