Text by 井上大輔(編集部)
マンチェスター・シティでプレーするイングランド代表DFカイル・ウォーカー。
2021年に結婚したアニー・キルナーさんとの間に3人の子供をもうけたが、夫婦関係は破綻してしまった。
2人の隠し子が発覚するなどウォーカーは不貞を繰り返しており、アニーさんから実質的な絶縁を宣告されてしまったのだ。
そのウォーカーは、『The Sun』のインタビューで、妊娠中だった妻に2人目の隠し子のことを伝えなかったのは自己中だったなどと謝罪した。
「俺がしたことはひどいことだ、全責任を取る。バカな選択、バカな決断をしてしまった。アニーがどんな思いをしているのかは想像もできない。彼女に聞こうとしても、痛みと傷がある。
彼女を愛し、気遣い、そばにいるはずの男がこんなことをやってしまった。この試練のなかで、ただ膝を抱えて眠りたいと思った日もあった。
責められるべきは俺だけだ。自分に役割と責任があると自覚しているが、バカな選択をしてしまった。だが、自分の過ちを認める必要がある。俺の行為は、多くの人々に苦痛を与えた。家族としてこんなことはあってはならない。だから、申し訳なく思っている」
「サッカーでは想像以上のことを成し遂げてきた。だが、最高の友人だと信じている人を傷つけてしまった。そのことにひどく傷つく。
どうして愛する人を傷つけてしまったのか。自分自身のなかにそれを見つけなければいけない。なぜこんなことやったのか、なぜこんな状況になってしまったのかを理解しなければいけない。
俺は人間だし、ピッチ内外で過ちを犯してきた。ピッチ外でのことのほうが間違いなくダメージが大きいし、自分を傷つけてきた。6歳の時からサッカーが俺の人生だったが、家族が何よりも優先される。いま、彼らはとても傷ついている。
一番下の子とは毎晩一緒に寝ていた、あの子がいないのは…。俺はイングランド代表で長く遠征することに慣れているけどね。FaceTime(ビデオ通話アプリ)でおやすみを言うんだ。でも、俺の過ちで…過ちという言葉は間違っているかもしれない、僕の選択のせいで、あの子と一緒にいられないことがつらい」
家から追い出されたウォーカーは、現在、300万ポンド(5.6億円)の物件で一人暮らしをしているそう。
彼はアニーさんとの結婚生活が終わってしまったことを認めているとのこと。