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【雪の京都2024】希少!めったに見れない雪景色 蹴上インクライン/南禅寺界隈

  • 2024.1.31

今季最強の寒波が襲来!1月25日、うっすらと雪が積もった早朝の風景を紹介します。

貴重な雪景色

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毎年数回は雪が降る京都市内ですが、滅多に積もらない印象です。天気予報で「今季最強寒波襲来」と聞いて、積雪に期待。蹴上インクライン~南禅寺周辺を散策しました。

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こちらはインクライン入り口付近です。

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蹴上インクラインとは、疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ、全長約582mの傾斜鉄道の跡地です。現在はレールが保存されていて、散策することが出来ます。春には約90本の桜並木が楽しめ、人気の観光名所です。
線路や桜の木に薄っすらと雪が積もっています。遠目に雪が積もった山々が見えますが、左大文字山がよく見え、美しかったです。

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早朝だったので、人はほとんどおらず、写真を撮りに来た方がちらほら。足跡のついた所が少なく、美しい風景を見ることが出来ました。

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ねじりまんぼです。インクラインの下にあるトンネルで、明治21年に完成しました。

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台車に乗った船が行き交う重さに耐えられるように、内側にらせん状に組まれたレンガが特徴的です。
「まんぼ」とは、トンネルを意味する古い言葉だそうです。

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南禅寺へと向かいます。

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南禅寺界隈にある別荘の一つ、何有荘(かいうそう)です。開いている所は見たことがありませんが、中には、庭師七代小川治兵衛(通称植治)作庭による、「何有荘庭園」と言う日本庭園があるそうです。
庭園にも雪が積もり、美しい風景が楽しめたのでは・・・?と思います。

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南陽院前です。南陽院は、南禅寺の塔頭寺院です。(通常非公開)山門や木にも薄っすらと積もっています。

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南禅寺に到着しました。勅使門にも薄っすらと積雪しています。
勅使門は、御所にあった「日の御門」を拝領したものです。
勅使門と言えば、天皇や勅使の来山寺に限って開かれる門でしたが、現在は、住職の交代などの晋山式に限って開かれます。

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中門は、慶長6年(1601)松井康之より、伏見城松井邸の門を勅使門として寄進されたものです。その後、日の御門の拝領に伴い、現在の場所に移建され、幕末までは脇門と呼ばれていました。
勅使門の様に立派な門構えですね。

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壮大な三門も薄っすらと雪化粧していました。石川五右衛門の伝説「絶景かな、絶景かな」で有名な三門は、正式には三解脱門といいます。
創建当初、一度焼失し、1628年に再建され現在に至ります。

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三門の周辺には、紅葉や桜が植わっていますが、木々の枝に積もった雪との景色も素敵でした。

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黄色い壁が印象的な法堂は、南禅寺の中心的な建物で、公式の法要などが行われるお堂です。二度の焼失を経て、1902年(明治42年)に再建されました。

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法堂のそば、南側にある水路閣は、888年(明治21年)に完成しました。上部には、琵琶湖疏水が通っています。田辺朔郎氏の設計・デザインで、アーチ状のレンガ造りと、レトロ感があり、撮影スポットとしても人気です。

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水路閣の少し手前に、薄っすらと積もっていました。
この日の雪は、9時頃を境にあっという間に溶けてしまいました。大原や貴船神社の北部の方は、しっかりと積雪したようです。今年は暖冬のようで、今シーズンはあまり降らないかもしれませんね。

今回は雪の日の南禅寺界隈を紹介しました。
薄っすらでしたが、雪が積もると、風情があり美しい風景を見る事が出来ました。

スポット情報

名称:南禅寺
所在地:京都市左京区南禅寺福地町
関連ページ:https://nanzenji.or.jp/

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