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「左手が、、、おかしい?」転んでケガをした2日後、謎の違和感 → 医師「こりゃ骨が」まさかの診断が!

  • 2024.1.30
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捻挫? 打撲? これは私が大学生の頃、転んで負傷した時の話です。転んでケガをしたものの、大丈夫だろうとほっておいたら、実は……?

画像: 「左手が、、、おかしい?」転んでケガをした2日後、謎の違和感 → 医師「こりゃ骨が」まさかの診断が!

雨の日のサークルでドロケイをすることに

大学生になりテニスサークルに所属した私。
毎週土曜日がサークルの日なのですが、この日は生憎の雨。
テニスは出来なさそうだったので、大学の屋根付き駐車場を使ってサークル仲間とドロケイをすることになりました。
私は運動にはあまり自信がなく、走るのも遅いのですが警察側を担当することになりました。
ドロケイを楽しんでいるうちに雨もほぼ止み、駐車場だけでなく校内全体に範囲を広げて実施。
地面は雨の後だったので濡れているところも多く、ぬかるんでいる場所もありました。

私がいる近くに泥棒側のメンバーを発見!
これなら捕まえられるかも! と思い、警察の役目を全うするため泥棒に近づいて行きました。

「よし! タッチできる! えいっ!」

目の前の泥棒にタッチしようとした瞬間でした。
脇道から突然飛び出してきた警察メンバーが、同じ泥棒にタッチしようとまさかのスライディングをしてきたのです。
私は、突然目の前にカットインしてきたスライディングの彼を避けきれず、彼につまずいて転んでしまいました。

「痛っ!!」

スライディングの彼につまずいて転倒! そして大きな痛みが走る

私はめちゃくちゃ大きな声をあげました。
「痛い……痛い痛い痛い!!」
転んで左手をついた衝撃が大きく、凄まじい痛みが走ってきたのです。
涙目になりながらも、数分したら痛みも治ってきたので、なんとか気を持ち直しお開きの時間まで耐えました。
しかし、左手はジンジンとしています。
翌日は日曜日だったので家でゆっくり過ごしていましたが、なんだか手に力が入らない。
でも1人暮らしをしていたので、なんとかフライパンを振ったり洗濯をしたりと家のことをこなしながら過ごしました。

実験の授業で試験管を持とうとすると……あれ?

そして月曜日。私は普通に大学に行きました。
理科系の学科だったので、実験の授業があったのですが、試験管を持とうとしたら……あれ?
試験管って小さくて軽いじゃないですか。
なのに、試験管すら持てないのです。

「これおかしいかも」

ここでようやく様子がおかしいことに気づいた私は、この日学校近くの整形外科に行き腕を診てもらいました。
すると、

「折れてますね」

やはり折れていました。
しかも驚くのはここから。

「ちょっと詳しく診てもらった方が良いので紹介状出します」

え!?

大学病院に紹介状を出される

え、骨折で紹介状!?
聞いてみると、手をついたときのインパクトが大きく、骨がずれている可能性があるとのこと。
ドロケイで骨折なだけでも恥ずかしいのに、紹介状まで!?

とにかく早めに行ってくださいとのことだったのですが、病院の休診日などもあり木曜日に大学病院に行くことにしました。
大学病院で再びレントゲンなどを撮り検査をすると、医師からこのような言葉が。

「折れてますね。折ったときに手首に圧がかかってその圧で骨がずれてしまっています。治すには手術が必要です。手術をしないと、もしかしたら親指の筋に影響が出て動かなくなるかも」

ヒィ! ドロケイの転倒が大変な事態に!!

しかし、続けて

「でも骨折から数日時間が経ってしまっているので骨がくっついてきてしまってます。手術するならすぐにしないと……」

なんと。いや、でもそんなすぐに手術だなんて勇気が出ません。
学校の授業もあるし、どうしようと悩んだ私は、翌日連絡することを約束し病院を後にしました。

しかし、大学1年生だった私は、当時手術なんて無理! と思い、次の日の連絡をすっぽかし、数日後にまた病院に行ったのです。
すると医師は、

「もう固まってきてるので、もうこのまま行くしかないですね」

と一言。

私が手術から逃げたため、このまま骨をくっつけることになりました。

一応、親指は動いています

あれから15年近く経ちますが、現在も親指は動いているので多分大丈夫だろうと勝手に思っていますが、なんと1ヶ月前に同じく転倒して左手首にヒビが入ったのです。
もう固定も外れているのですが、今度こそそのうち動かなくなるのではとヒヤヒヤしています。
みなさん、まず病院にはすぐに行くようにしましょう。
時間が経ってからでは遅いこともあります。
そして、怖くても私のように逃げたりせず、しっかりケガと向き合うことをおすすめします。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Natsumi.K

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