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「不妊治療と夫の命」どちらを選ぶ?妻の苦しい心中

  • 2024.1.29
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この物語は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談。主人公・シカさんは不妊治療中でしたが、夫ががんになってしまい状況が一変します。夫の命が何より大事だと思いながらも、子どもを望む気持ちを捨てられないシカさんが自分なりの答えを見つけるお話です。「子どもを望むと夫のガンが治らないのでは」というシカさんの不安な思いを知り友人は...。『不妊治療中にがん告知されました』12話をごらんください。

ガン治療より不妊治療を優先するような医師の発言に過去モヤモヤしたシカさん。そのため、自分も「治療のことだけを優先すべき」と子どもがほしい気持ちを抑え込んでしまったようです。夫に生きてほしいのも、子どもを授かりたい気持ちも両方本物であり、どちらかに決めるなんて難しいですよね。

夫婦で導き出した幸せのかたち



このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。

「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。

様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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