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【冬キャンプの寒さ対策でしたい5つのこと】ぽかぽか過ごせる暖房や場所選び、食事はどうする?子連れでも安心の段取りをレポ!

  • 2024.1.30

キャンプに慣れている方でも、どこかハードルが高く感じる冬キャンプ。子連れでキャンプを楽しむ、ショップオーナーの圷みほさんから、冬キャンプの防寒対策や工夫を5つ教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください!

acutti店主・圷みほさん profile

キャンプ好きの家庭で育ち、キャンプ歴30年の達人。現在は8歳の娘さんを連れて、ファミリーキャンプを楽しむ。キャンプが好きな理由は「季節の変化を感じられる」「その土地のおいしい食を楽しめる」「家族の成長によっていろいろな楽しみ方がある」ところ。今まで訪れたことのない地域に足を運び、観光しながらキャンプすることが最近のブーム。

<子連れでも安心! 冬キャンプの防寒対策や工夫5選>

先日、栃木・那須でキャンプをしたとき、まさかの雪中キャンプになりました。最高気温は-2.1℃、最低気温-6.8℃と、今までで1番寒いキャンプだったかもしれません!

そんななかでも、ばっちり寒さ対策をしたのでぽかぽかあたたかく、快適に過ごすことができました。わが家の防寒対策や工夫をご紹介。

❶キャンプ場は「電源付きサイト」を選ぶ

テント内に電源があるだけで、ホットカーペットやスマホの充電など、色々と使えます。わが家の冬キャンプは、なるべく電源付きサイトを予約します。

テントによって仕様は異なりますが、わが家が愛用しているテント(冬キャンプ用に購入した〈ローベンス〉のテント)は入り口付近に電源コード用の穴があります。
サイト内の電源に延長コードをさし、テントの中へコードを通します。そこに電源タップをつけて、ホットカーペットや充電ケーブルにつなげています。

こんな感じで、冬キャンプに大活躍してくれているローベンスのテントは、電源コード用の穴があります。

テント設営前に、電源の位置を確認してから、テントの向きを考えている夫の様子です。

❷ホットカーペットで「底冷え対策」する

冬キャンプでは、冷たい地面の上にテントを張るので、底冷え対策をしないと足元からキンキンに冷えてしまいます。

わが家では、ホットカーペットと銀マット(アルミ断熱マット)を使って底冷え対策を。銀マットは、断熱性と保温性に優れています。下から銀マットとホットカーペットの順に重ね、一番上にはニトリで購入した柔らかなマットを敷けば底冷え知らず。

スペースはだいたい400×200cmほどに。この上にゴロゴロ寝転ぶと、お昼寝する時間も気持ちよいです。

銀マット→ホットカーペット→柔らかなマットの順番で重ねて敷いている様子。一番上のマットは、200×200cmのサイズを2枚並べています。

❸大鍋やせいろ料理で、楽ちん&あたたかく

あたたかいおでんを囲んで、みんなでわいわい!

友人家族と大所帯でキャンプに行くことも多いので、大人数のときは、大きな鍋でおでんや豚汁などで体の内側からあたたまる料理を。たくさん作って残ってしまっても、翌日鍋のままあたため直して、朝ごはんにするので洗い物も少なく助かります。

大きな鍋は、グリーンパンのお鍋(26cm)を愛用しています。熱伝導性と保温性に優れ、大きいけれど軽量なのでキャンプにも持っていきやすいです。

また、せいろは野菜やご飯をあたためたり、朝ごはんやおやつ用に肉まんやパンを蒸してあたためるのに重宝。お鍋を作りながら、そのうえにせいろをのせてご飯をあたためることもありますよ。

鍋に照宝のせいろをのせて、肉まんをあたためているところ。ほかほかになります。

❹温泉付き or 近くに温泉施設があるキャンプ場を選ぶ

屋外で過ごす時間が長い冬キャンプでは、あたたかい温泉が必須です。わが家は、温泉付きのキャンプ場か、近くに温泉施設があるキャンプ場を選ぶようにしています。

キャンプ場に連泊するときも、必ず毎日温泉に入ります。

\ ハンガーラックがあると便利 /

また、冬は折りたたみのハンガーラックをテント内に設置。温泉後、ここでタオルを乾かせます。アウターもかけておけるのでとっても便利です。

❺テント内に、靴用の棚を作る

冬キャンプでは、靴を屋外においておくと、朝起きたら朝露や雨雪で濡れてしまう!ということがあります。そうすると、靴が履けなくなってしまうので困ります。

なので、靴は必ずテント内に入れましょう。わが家では、IKEAのラックを二つ重ねて、テントの中の入り口付近に置いています。

ハードルが高く感じてしまう冬キャンプですが、ポイントさえおさえれば、冬ならではの景色や遊びを楽しむことができますよ。皆さんの参考になりますように。

先日のキャンプの様子です。雪中キャンプでしたが、テント内ではあたたかく滞在を楽しみました。

edit & text : Riho Abe
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