1. トップ
  2. 恋愛
  3. 目が笑っていない不審者、怖さのあまり逃げられない|あの日わたしは、誘拐されかけた

目が笑っていない不審者、怖さのあまり逃げられない|あの日わたしは、誘拐されかけた

  • 2024.1.29

このお話は、著者・ほや助さんによるエッセー作品です。誘拐に遭いかけた怖い経験談を描いています。自分に伸びてくるキュアおじの手を、思わず払いのけたほや助さん。「頭ポンポンしようとしただけだよ」とキュアおじは笑顔でごまかしますが、その目はまったく笑っていません。子どもながらに恐怖を感じるほや助さんは、どうにかしてその場を離れようとするのですが…。『あの日わたしは、誘拐されかけた』をご覧ください。

だんだんと本性を現してきた不審者。ですが車で追いかけられたら逃げきれず、ほや助さんはその場を走って逃げだすことをちゅうちょします。

こうした場面でとっさの判断をして逃げるのは、子どもにはまだ難しいのかもしれません。普段からこういうケースでの逃げ方について子どもと話しておく必要がありそうですよね。

子どもと話しておきたい「誘拐事件に遭わないために」

近年、凶悪事件が後を絶たず、子どもに被害が及んだものも報道されています。遊びに出かけたわが子がなかなか帰って来ないと、「もしかして誘拐?」などと、気が落ち着かなくなりますね。とはいえ、常に親がついていられるわけではありません。そこで、子どもが誘拐や連れ去りについての意識を高められるよう、親子で話しておくことが大切です。

誘拐が発生しやすいのは、子どもが1人でいる時、ひとけのない場所。また、千葉県警察の調査によると、不審者が出没する時間帯は登下校時間帯(14~17時)が約76%を占めているといいます。登下校時間には特に注意が必要です。

まずは1人になるシチュエーションを作らず、複数で行動するよう伝えましょう。そしてもし危険を感じた時には、相手から離れる、防犯ブザーを鳴らす、大声を上げるなど、具体的にどうすればよいかを教えましょう。

いざというときは動揺して思うように動けないこともあります。できれば防犯シミュレーションを行い、必要な行動を体で覚えさせておくと良いでしょう。

著者:もも

元記事で読む
の記事をもっとみる