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「そのトップスはダサいわぁww」審査員気取りのウザ同僚 → 救世主の"逆転の発想"でスカッと解決!?

  • 2024.1.29
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「人の評価」をしたがる人っていますよね。知人の職場の同僚に、毎日人のファッションチェックをする人がいたそうです。まわりはげんなりしていたのですが、ある日を境にみんながファッションチェックを求めるようになって……?! 知人から聞いた話をご紹介します。

画像: ftnews.jp

職場のファッションチェッカー

私の職場は私服OKなのですが、同僚のコーデを上から目線で勝手に評価するAさんに困っていました。

「そのパンツには、もっと濃い色の靴が合うのに」
「トップスの丈が長すぎる」

と、いつも辛口コメントが放たれます。

いつもランチは女性グループで食べていたのですが、Aさんのファッションチェックはその時間の恒例行事のようになっていました。

そんなことをするだけあって、Aさんは確かにとてもオシャレです。
ですが、「あなたダサいのよ」と言われているようで気分が悪いし、みんな「今日のターゲットは誰か」と内心ビクビクしていました。

正直、トップスの丈なんてどうでもいいから、もっと楽しく過ごせないものかと思っていました。

空気を変えた、同僚のひと言

そんな毎日が続いていたある日、
みんなでランチを食べていると同僚のBさんが

「Aさん、あのさぁ……」と話し始めました。

とうとうビシッと言っちゃうのかな? と思いましたが、
Bさんの話は予想外でした。

「ちょっと、私のファッションチェックお願いできる?」

「えっどういうこと?」と戸惑うAさんや他のメンバー。
そんなことはおかまいなしにBさんは

「さて、まずこのトップス。
店員さんに『できる女っぽい』と言われ、まんまと購入。
マネキンはかっこよかったのに、自分が着ると『なんか違う感』がいなめません。」

いきなり、テレビ番組のMCのようなファッション紹介がはじまりました。

「次にパンツ。これは1000円だったので、もう買うしかないと思いました。
靴については、いつ買ったのかわかりません。流行りなんて関係なく壊れるまで履き続けます。
最後に起きたまんまの無造作ヘア! ヘアセットにかける時間は驚愕の1分です。
さぁAさんはこれをどうオシャレに仕上げるのでしょうか?」

そしてBさんは、Aさんに向かってマイクを向けるポーズをしました。
あまりにも軽快なトークに思わず笑いが起こりました。

気まずい時間が、人気コーナーに

Aさんも笑いながら、
「このトップスは、パンツよりスカートのほうが合わせやすいよ」
「この店は安くてラインがきれいな服があっておすすめだよ」
「髪の毛はごめん、わかんない。」
と、いつもの辛口な指摘ではなく、ためになるアドバイスをしていました。

まわりのみんなも「その店私も教えて!」と盛り上がりました。

それからは、他のみんなも思い思いにファッション紹介をして、Aさんにアドバイスをもらうようになりました。

この日から、Bさんのおかげで
今まで苦痛だったファッションチェックが、とても楽しい時間に変わり、Aさんも前より楽しそうに見えました。

まとめ

こんなことがあったら、普通なら気まずくなって、みんなバラバラにご飯を食べる、またはAさんを仲間外れにする。そんな選択もあったかもしれません。
ですがBさんのアイデアは、悪者をつくることなくAさんもみんなも楽しくすごせてステキなアイデアだと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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