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貯金しやすい銀行口座の数はいくつ?3つ?4つ?それとも……

  • 2024.1.28
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お金を貯めやすく、管理しやすくするためには、銀行口座を3つ作って使い分けるとよいでしょう。これ以上、口座を増やすとお金の把握が負担になり、振り分けに余分な手数料がかかることもあります。

■作る口座1 「入金・生活費」口座──給与の受け取りにも

まず作るのは、おもに給与の受け取りと生活費に使う「入金・生活費口座」です。

入金された給与を他に移しやすいよう、預け入れや引き出しにかかる手数料や振り込み手数料がかからない、または安い口座を選ぶとよいでしょう。指定回数まで手数料がかからない、ATMが多い、コンビニから引き出せるなども大切です。

給与受け取り時のメリットや家庭の支出を考えて、キャンペーン中の口座やクレジットカードに提携した口座を作るとポイント還元率が高くなったり特典を受けられたり、お得感があります。

■作る口座2 「臨時支出」口座──大きな買い物の時だけ。いつもは使わない

2つ目に作っておきたい口座は、冠婚葬祭、入院、家電の購入や修理などで使うお金のための「臨時支出口座」です。通常の生活では手を付けず、使ったら同じ金額を入れて管理します。

「支出は入金・生活費口座だけで問題ない」と思われがちですが、臨時支出口座を作ってまとまったお金を入れておくと、いざというときに助かります。

どの銀行で口座を作るかを考える場合、必要なときにすぐにATMから引き出せ、指定回数の取引まで手数料がかからない、または安いところがよいでしょう。

■作る口座3 「貯蓄」口座──目的を持って長期で貯蓄する

3つ目に作る口座が、老後資金、子供の教育・進学資金、住宅・車のローンや頭金を貯める「貯蓄口座」です。効率良くお金を貯めるために生活費とは別で口座を作り、天引きでお金を分けていきます。

共働き家庭では、夫婦それぞれが手数料をかけずに入金できる口座を作ると損がありません。いざというときに引き出しやすい口座が適していますが、すでにまとまったお金が貯まっているなら一部を定期預金に入れて利息をもらう方法もあります。

最近は、新しく口座を作らなくても、一つの口座でお金を分けて管理できる機能のあるサービスが誕生しています。ちょうど口座の中に貯金箱を作るイメージです。こうしたサービスも活用しつつ、“お金を分けて”うまく管理しましょう。

文・佐々木美紀(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

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