「ねぇ、痩せたらぁ？ww」体型をいじるママ友が嫌い！ → しかし、急病で入院することになると──？

女性はグループを作りたがる生き物ですが、それは大人になっても変わらないのかもしれません。
今回は筆者の友人A子さんが体験した、とんでもないママ友のお話をご紹介します。

一人だけぽっちゃり。嫌味なママ友の言葉に傷付く

A子さんの仲良しママ友グループは、全員細くてスタイルが良い人ばかりでした。
そんな中でぽっちゃり体型はA子さんだけ。
集合写真でも一人だけ大柄なことを気にしていましたが「人と比べる必要はないよ」「A子ちゃんは、ありのままで大丈夫だよ」と、多くのママ友たちが優しい言葉をたくさんかけてくれました。

ところが、Bママだけは違いました。
事あるごとに「A子も痩せたら〇〇～」と、A子さんに嫌味を言ってくるのです。
それも冗談っぽく笑いながら言うのですが、体型を気にしていたA子さんは何度も傷付いていました。

それでも場の空気を悪くしたくなかったので、A子さんは苦笑いして場を誤魔化すしかなかったのです。

そんなある日、突然A子さんに病気が見つかったのです。
急遽2か月ほど入院することになり大ショックでしたが、療養すれば良くなるとのことでした。

それからは三食健康的な食事と、リハビリによる運動が始まったのです。
元々お菓子などの甘い物を沢山食べていたA子さんは、みるみるうちに痩せていきました。

退院する頃には身長に対する体重が適正になっていて、病気も治ったし本当に嬉しく思いました。

退院祝いでママ友達に会うと、皆本当に驚いていました。
かなり痩せてしまったA子さんを見て、皆は口々に心配の声をかけてくれたのです。
しかし、Bママだけは相変わらずで……

「痩せてやっと普通になったね！」

そう笑いながら言うBママに絶句しましたが、A子さんはいつも通り笑ってその場を終わらせました。
黙って穏便に済ませたいと思っていたA子さんでしたが、皆の気持ちは違ったようでした。

なんとBママの失礼すぎる発言に、他のママ達は怒っていたのです。
元々A子さんにだけ棘のある言い方をするのが気になっていたようですが、今回の一件で本当にドン引きしたのだそう。
そうしてママ友達は、次々にBママから離れていったのです。

それに対してBママは、

「皆も思ってたくせに！！」

理由を説明しても逆切れして、最後まで「自分は悪くない！」と主張していたそうです。

A子さんは、今はBママとは一切関わりはなく、あの時の優しいママ友達と一緒にいます。
優しいママ友達に恵まれて、本当によかったです。

どれだけ美しい外見でも、中身が美しくないと人は離れていくものです。
いつか自分の行いを振り返って、過ちに気付いてくれるといいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K