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【1月28日(日)まで阪急うめだ本店で】関西大学×JAながの「豊茸(HOUDAKE)」

  • 2024.1.28

阪急うめだ本店地下2階の野菜売場で、1月26日(金)から28日(日)までの3日間限定販売されている「豊茸(HOUDAKE)」ぶなしめじ。これは、関西大学とJAながのが共同開発した、本格販売が始まったばかりの新しいブランドきのこです。 関西大学梅田キャンパスでの記者発表に行ってきました。

出典:リビング大阪Web

長野のきのこ農家を元気に

季節を問わず、手ごろな価格で手に入るきのこは、安心感のある食材ではないでしょうか。しかし、きのこの生産量が全国1位の長野県では、栽培農家が減少中。 そんな状況を知った関西大学商学部教授・西岡健一さんが、アミノ酸の研究をしている同大学化学生命工学部教授・老川典夫さんに声をかけ、産学連携プロジェクトがスタートしたのだそう。「きのこ栽培には多くの電気が必要で、昨今の情勢では出荷しても赤字になることも。このプロジェクトで生産者に元気を出してもらいたいと考えました」とは、ながの農業協同組合常務理事の小池宏明さん。 目指したのは、高くても売れる付加価値のあるきのこ。 西岡教授は「例えばたくさんの種類があるトマトなどと比べると、きのこにはそこまで種類がありません。全く新しいきのこを作るイメージで取り組みました」と話します。

出典:リビング大阪Web

記者発表には、関西大学学長の前田裕さん、ながの農業協同組合代表理事専務理事の小林武郎さん、阪急百貨店バイヤーの岩田靖之さんらも

アミノ酸が通常のぶなしめじの約2倍 味と食感がアップ

出典:リビング大阪Web

約5年かけて開発された「豊茸(HOUDAKE)」ぶなしめじの特徴は、豊かなうま味と栄養。グルタミンやオルニチンといった10種類のアミノ酸が、通常のぶなしめじの1.4 倍~2.3 倍含まれています。これは、老川教授の研究から、菌床にD-アミノ酸を加えることで実現したのだそう。 その味わいは、試験販売で、きのこが苦手な人からも好評だったといいます。炊き込みご飯とバター炒めを試食させてもらうと、見た目では違いはわからないのですが、シャキッとした歯ざわりとうま味の濃さが普段とは違うなと感じました。1月28日までの阪急うめだ本店での販売価格は299円(1パック約200g)。いつものぶなしめじよりはちょっとお高めですが、きのこが主役のメニューを作ってみたくなりました。

「豊茸(HOUDAKE)」ぶなしめじの生産農家は現在1軒ですが、これからもっと増やしていきたいとのこと。2月中旬には、千里阪急、高槻阪急スクエアでも販売計画があるそうです。さらに、「豊茸(HOUDAKE)」ブランドとして、ぶなしめじに続き、えのきだけ、なめこの商品化も進められているというので楽しみですね。 「豊茸(HOUDAKE)」の特設サイトでは、関西大学卒業生で料理コラムニストの山本ゆりさんによる、ぶなしめじを使ったレシピも公開中です。 https://houdake.jp/

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