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「何かを言いかけたけど…」上級生の仕草で、学用品を持ち去った人物を推測|ぼくの教科書がありません

  • 2024.1.27

この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。イチくんは、学校に置いていたはずの教科書や絵の具セットをなくしたのですが、大掃除の日に上級生の女の子が届けてくれました。紛失物が見つかり大喜びするクラスメイトとは対照的に、イチくんの心は沈んでいます。『ぼくの教科書がありません』第33話をごらんください。

イチくんは紛失物を届けてくれた上級生の表情から、誰が自分の私物を盗んだのか推測しました。

イチくんとこの上級生の接点は、イチくんの同級生であるシズちゃん。約5か月前にいざこざがあったようです。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんが失くしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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