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【ドン・キホーテ】衝撃の色…だけど絶品!?「カラフルな鍋つゆ」を食べてみた

  • 2024.1.27
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冬といえば鍋!ということで、さまざまな鍋つゆが売られています。なかでも異色の商品として注目されているのがドン・キホーテの「カラフルな鍋つゆ」。ブルーやピンクなどあまり食べ物らしくない色ですが、いったいどんな味なのか、実際に食べてみました。

出典:リビングWeb

原液の色に驚愕!ドン・キホーテ「カラフルな鍋つゆ」

ドンキのオリジナル商品ブランド「情熱価格」から発売されている「カラフルな鍋つゆ」(3食入り、298円)には、味わいの異なる3つの鍋つゆの素が入っています。各40gで1~2人前分。

パッケージを見ただけでもその色合いに驚きますが、開封してみると…?

出典:リビングWeb

どぎつい青、赤、黄色の袋が出てきて、さらにびっくり。なんだか信号機のようです。

想像を超える色合いに圧倒されつつも、それぞれの味を確認すると以下のとおり。

・蒼海のブルー:魚介ベースに鶏だしを加えた寄せ鍋

・慈愛のピンク:鶏だしベースの鶏白湯(とりぱいたん)

・電撃イエロー:鶏だしと昆布ベースのレモン鍋

戦隊もののようなネーミングもユニークですが、パッケージに記載の具材は白菜や長ねぎ、豆腐など、ごくごく正統派です。

出典:リビングWeb

なかにはエビやホタテのようにちょっと豪華な食材もありますが、今回は家にある普通の材料で作っていきます。

出典:リビングWeb

【寄せ鍋】最後の一滴まで飲み干したい!「蒼海のブルー」

まずは、一般的に“食欲をそそらない色”と言われる青色の鍋つゆ「蒼海のブルー」から。

出典:リビングWeb

鍋つゆを器に出してみると、とろみのある液体です。まるで絵の具のような、正直、不安になるほどの色の濃さ。

出典:リビングWeb

これを鍋に入れ、300~400mlの水を加えて好みの濃さになるよう調整します。原液は少しダマになるようなので、しっかり混ぜて溶かしましょう。

出典:リビングWeb

原液は緑がかって見えましたが、水を入れると水色になりました。

ここに具材を入れて、火にかけます。

出典:リビングWeb

煮えてくるとだしの香りが漂い、しっかり食欲をそそられるから不思議です。

つゆに色がついているので、だんだん具材もブルーに変化していきます。火からおろすタイミングが一目瞭然でわかりやすい! これは意外な効用でした(笑)。

「蒼海のブルー」の出来上がりがこちら。

出典:リビングWeb

味わってみると、鶏だしだけでなく、ホタテエキスや昆布だしも入っているので、うまみとコクが深く、思いのほか本格派な寄せ鍋です。“海”と付くだけに(?)塩味がしっかりしています。

〆はごはんやうどんがおすすめとのことですが、あえてのラーメンに。

出典:リビングWeb

麺にも塩がきいているため、鍋つゆの残りに水を100mlほど足して調節しました。これだけで、だしのきいた塩ラーメンに大変身!

出典:リビングWeb

はじめはおっかなびっくりだった、ブルーの鍋つゆ。色は最後まで強烈でしたが、味は最後の一滴まで残すのがもったいないほどのおいしさでした。

【鶏白湯】癒やされる♡やさしい味わい「慈愛のピンク」

続いてチャレンジしたのは、「慈愛のピンク」。開けてみると、ショウガの香りがフンワリと漂います。

出典:リビングWeb

こちらも原液の色はなかなかの濃さです。

それでも味は鶏白湯。シンプルな具材が合うと考え、豚バラと白菜で挑戦してみました。

出典:リビングWeb

水を300ml加えると、ピンクからオレンジ色に変化しました。

出典:リビングWeb

火にかけるとニンニクの香りも漂ってきます。

味見をすると、まろやかで心地よい味わい。鶏だしベースに、隠し味の鶏油(チーユ)がきいています。

出典:リビングWeb

こちらも具材がほんのりピンク色に染まったら完成のサイン。

出典:リビングWeb

ショウガの風味がほっとやさしい味わいで、スルスル食べられます。

〆はラーメンがおすすめだそうですが、せっかくなので“映え”を意識し、卵雑炊に。冷ご飯を入れて沸騰したら溶き卵を落とし、仕上げにネギを散らします。

出典:リビングWeb

オレンジピンクの鍋つゆと卵のやさしい黄色で、かわいい色の組み合わせが完成! 心も体もほっこり温まる鍋でした。

【レモン鍋】チーズ投入で絶品に!「電撃イエロー」

最後の「電撃イエロー」の黄色は、食べ物としては比較的、普通の色なので少し安心感がありますね。ただ、味は「レモン鍋」ということで、3つのなかではやや変わり種ではあります。食材にはレモンやトマトなど洋風の食材もチョイス。

さらにパッケージに書かれた「チーズや生クリームと好相性」というのが気になり、カマンベールチーズを入れてみることにしました。

出典:リビングWeb

鍋つゆの原液は、マスタードイエローのような色合いです。おろしニンニクが入っているためか、バーニャカウダに似た香りを感じます。

出典:リビングWeb

水を加えると、コーンスープのような薄いクリームイエローになりました。これなら食べ物としての違和感はありません(笑)。

出典:リビングWeb

味見をしてみると、香味野菜の味がガツンときいていますが、レモン果汁の酸味で後味はすっきりしていました。

出典:リビングWeb

カマンベールがとろとろに溶けて、クリーミーなレモン鍋が完成。食べやすさは抜群でした。

チーズのコクがプラスされた鍋の〆は…パッケージに記載のおすすめどおり、パスタがベスト!

出典:リビングWeb

100gの1束を半分に折って、残りのスープに投入します。ゆであげ時間より1分~1分30秒ほど早く火を止めるのがポイントです。

鍋つゆがほどよく煮詰まったところで、シュレッドタイプの追いチーズ!

出典:リビングWeb

仕上げにパセリと粒コショウを振って出来上がりです。

まるでカルボナーラのような絶品パスタに早変わり!

出典:リビングWeb

まさか鍋つゆがパスタソースになるとは思いもしませんでした。ごはんを入れて、チーズリゾット風にしてもおいしそうです。

その味を知らなければ、見た目で引いてしまう人もいそうなドン・キホーテの「カラフルな鍋つゆ」。良い意味でギャップがあり、〆までしっかり楽しめる商品です。ぜひ探してみてくださいね。

(ライター/恵国亜矢子)

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