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マルチ商法がきっかけで「絶縁」新居の住所すら教えなかった息子夫婦

  • 2024.1.26
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マルチ商法という言葉を皆さんはご存じでしょうか。商品やサービスを紹介して、報酬を得て、利用者や会員を増やしていく商法のことです。その商品やサービスは、効果効能が認められたものではなかったり、法外な金額だったりと詐欺トラブルに発展していく場合も…。もし、親族がそういったビジネスにのめり込んだらどうしたらよいでしょうか。ゆめの(@yumeno_bear)さんの作品、『義母のマルチ商法のせいで、夫と別れそうになった話』をご紹介します。どうぞご覧ください。

夫の実家は、昔から不思議なことが多かった

ゆめのさんと夫は中学生からのお付き合いをしていました。とても仲が良く、お互いの両親も公認の関係でした。そんなゆめのさんでしたが、一つ気になっていることがありました。

それは、夫の母が不思議なものばかりをそろえているところでした。見たことない、キッチン家電や、サプリメントなど…。家族の栄養や健康に気を使っている人なのかと思っていたのですが…?

結婚を祝福してくれたと思っていたのに…義母の本心を知りショック

長くマルチビジネスに没頭しているゆめのさんの義母。結婚をして新居を構えるという報告に大喜びです。しかし喜びは、新しく家族が増えることではなく、契約先が増える、というとこのようですね…。

家族の新しい門出を、そういった見方でしか祝えないのはとても悲しいことです。マルチビジネスのおそろしいところは、それがいいものだと信じて疑わず、感覚がマヒしてどんどん没頭していくことです。

情報が正しいかどうかも分からず、利益のために親族も巻き込んでしまった義母。妊娠というとてもデリケートな部分を土足で踏み抜くことは、たとえ親しいなかでも決してやっていいことではありません。

義母とほぼ絶縁状態。マルチビジネスが壊した家族の絆

ゆめのさんの義母は、新居の住所を聞き出そうとしつこく連絡をしてきます。ゆめのさん夫妻はそう言った義母の行動にうんざりして、疎遠になってしまったと言います。

マルチビジネスは、時に親族との関係を悪化させることもあります。のめり込みすぎて、周りが見えなくなることはとてもとても危険です。いくら自分がいいと思っているものでも、その商品やサービスを押し売ることはいけません。商品のの情報は正しいものなのか、マルチビジネスとはどういうものなのか、しっかり考えてもらいたいですよね。

身内からの注意で、われに返っていれば、疎遠にならなかったかもしれない今回のエピソード。マルチビジネスが家族の絆をも壊してしまうとてもかなしい終わりとなってしまいました。マルチビジネスのおそろしさを知ることができる作品ですね…。

著者:ゆずプー

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