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意味がわかってしまった…上級生の優しげな表情の裏側|ぼくの教科書がありません

  • 2024.1.26

この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。大掃除の日に、上級生の女の子がイチくんの紛失物を全て届けてくれました。クラスのみんなは、自分のことのように大喜びしてくれました。しかし、イチくんは届けてくれた上級生を見て、心のモヤモヤがさらに広がります。『ぼくの教科書がありません』第32話をごらんください。

イチくんは、自分の私物がなぜ次々となくなったのか意味を理解したよう。

イチくんと上級生の接点は、同級生のシズちゃんでした。この上級生は、シズちゃんの姉だったのです。シズちゃんとは以前バレンタインデーをきっかけにトラブルが起きていました。そのシズちゃんの姉が学用品を持ってきたということは…?

あくまでイチくんの推測でしかありませんが、何が起きたかピンと来てモヤモヤしたのでしょうね…。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんが失くしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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