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眉毛が【劇的ビフォーアフター】!太まゆ20代女性が「サロン初体験」 赤裸々ルポ

  • 2024.2.28
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眉毛メイク…20代女性の過半数が「満足していない」

人は「まゆ毛」でどのくらい変わるか?20代女性がサロン初体験
人は「まゆ毛」でどのくらい変わるか?20代女性がサロン初体験

顔の印象を大きく左右するという「まゆ毛」。ある化粧品メーカーの調査では、20代女性の過半数(52.6%)が「自分のアイブロウメイクの仕上がりに満足していない」と回答しました(2023年7月、アースケアが120人を対象に実施)。「左右非対称になる」「似合う形が見つからない」「(自分で眉を描くと)眉が太くなる」など、さまざまな悩みを抱えているようです。

そうしたニーズを背景に、近年人気の高まりを見せているのが「眉毛サロン」です。

キーワード検索の推移が分かる「Googleトレンド」で「眉毛サロン」を調べると、2019年後半頃から上昇を見せ、コロナ禍の2020年春に一度落ち込みを見せるものの、2021年以降は2019年比で4倍超の注目を集めていることが分かります。

美容院とは違って、まだまだ利用経験者が少ないとみられる眉毛サロン。実態を知るべく20代の女性スタッフHが体験しに行きました。

なりたいイメージに合わせて眉毛を変える

スタッフHのビフォー眉毛
スタッフHのビフォー眉毛

向かったのは「WAXYYY.TOKYO(ワクシートウキョウ) -brow studio-」渋谷店です。ここは、自分のもともとの眉毛を生かして“眉癖を改善”する技術「HOLLYWOOD BROW LIFT(ハリウッドブロウリフト)」を提供しているサロンです。

日本人は、眉毛が横に向いて生えているといった特有の生え癖があるそう。ハリウッドブロウリフトの技術は、眉毛を切ったり剃ったりせず、専用の液剤を使ってその生え癖、毛流れを改善するという点が特徴です。有名なモデルなども自身のSNSで施術を報告しており、TikTokでは「#ハリウッドブロウリフト」というハッシュタグの付いた投稿は合計7000万回以上視聴されています。

担当してくれたのは同店プロデューサーのSAKURAさんです。まずはスタッフHから、なりたいイメージをヒアリング。

「人とたくさん会う仕事なので、優しげで親しみを持ってもらえる印象になりたいです。それから今20代半ばなので、もう少し洗練された大人の雰囲気も欲しいです」といったスタッフHの要望に、「眉毛の毛流れに左右差があるので左の方が少し角度が付きやすいみたいです。それをそろえて『並行眉』に近い優しげなスタイルに整えていきましょうか」と、顔の骨格なども見ながら方向性を提案してくれます。

まずは「液剤1」を眉毛に塗布して毛質を軟らかくします。そしてそのまま約5分放置。これにより毛の流れを自由に動かせるようになります。

同店は一連の施術中、寝姿勢になることなく座ったままでいられる「ブロウバー形式」。合間合間の待ち時間もスマホを見たりパソコンを開いてメールの返信を書いたりと自由に過ごすことができます。

美容院とほぼ同じ?座っているうちに施術終了

スタッフHの眉毛を理想的な形に――。さっそうと施術を進めるSAKURAさん(左)
スタッフHの眉毛を理想的な形に――。さっそうと施術を進めるSAKURAさん(左)

液剤1で軟らかくなったスタッフHの眉毛。SAKURAさんが今度はスクリューブラシで毛流れを整えていきます。ここが施術の肝となる部分。生え癖を整えてきれいな流れを作った眉毛に、その状態を維持するための「液剤2」を塗布してまた5分放置します。

その後、脱毛用のワックスでうぶ毛や角質を除去。最後に仕上げとして同店専用のペンシルなどで眉を描き足せば、完成です。同店では、美容院と同じように気負いなく座っているだけでスムーズに施術が完了しました。

「おお~!」と歓喜の声を上げるスタッフH
「おお~!」と歓喜の声を上げるスタッフH

仕上がりを確認し、思わず「おお~!」と歓喜の声を上げるスタッフH。施術前と比べると、どこか抜け感のあるスッキリとした印象に。ちょっと都会的で大人の余裕を感じさせる顔立ちになったようです。

SAKURAさんいわく、最近は女性客だけでなく男性の利用者も増えているとのこと。アパレルなどおしゃれさを求められる業界の人だけでなく、ちょっと堅めの業種で仕事先からの信頼を得たいと考えるビジネスパーソンからも需要があるのだとか。

男性が身だしなみとしてメイクを施す「メンズコスメ」も注目が高まり続ける今、メイクはハードルが高い、と考える人にとって眉毛サロンは、実はメイクよりも身近な存在と言えるかもしれません。

自分のもともとの毛を生かして形を整えることでごく自然な仕上がりがかなえられ、表情や印象を変えられる眉毛。眉毛サロンは、性別などの属性を問わず今後ますます需要が増していく可能性を感じます。

(LASISA編集部)

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