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本音を隠してでも「ぼっちはイヤ」?大学時代の友人関係から学んだこと

  • 2024.1.26

自分は友人だと思っていたけど、本当に友人…?そんな悩みやモヤモヤを抱いたことはありますか?友人だと思っていたから親切にしていたけど、気が付いたら与える側になっていた。この関係は対等なのだろうか…。このような、友人という定義に違和感を抱いた人がいるかもしれません。今回ご紹介する作品は、ゆいな*エッセイ漫画(@yuina.kajima)さんが体験した大学生時代のエピソードです。『友達だと思っているのは自分だけかもしれない』をご紹介します。どうぞご覧ください。

ひとりぼっちは回避できて一安心!だったはずなのに

ゆいなさんは大学1年生。寂しい人、と思われることに抵抗を感じ、友だちを作れるか不安になっていました。そこで偶然会った美姫と華。2人は同じ高校の出身でした。

当時は特別仲が良かったわけではありませんが、同じ高校ということもあり、オリエンテーションを一緒に過ごします。そのまま何となく、友だちになった3人。ゆいなさんにとってどんな出会いになるのでしょうか。

ノートを貸す日々が続く。これって友だち?

大学生活が始まり、美姫と華と行動をするようになったゆいなさん。楽しい時間を共有しますが。だんだんと価値観の違いを目の当たりにするようになります。

バイトに明け暮れ授業をサボるようになった華。授業には出るものの、寝てしまいまともに授業を聞かない美姫。そして2人は、ノートを貸してほしいと毎回のようにゆいなさんを頼るようになります。初めは、友だちの頼みというのもあり快く貸していたゆいなさんでした。

ノートを借りることが当たり前のような友人の態度に、少しずつモヤモヤしたものを募らせます。授業への取り組み方は人それぞれですが、毎回のようにノートを貸していたら、都合がいいようにされいるのでは、という疑問も抱いてしまいますよね…。

全てを友人に合わせる必要ない

誰でも孤独というのは心細いものです。ゆいなさんが友人を求め、友人と行動をともにする気持ちは共感できますよね。しかし、付き合っていく過程で価値観の違いにストレスを感じるなら、無理に一緒にいる必要はないのかもしれません。

大学の学部という狭いコミュニティーの中にとらわれなくても、自分らしくいられる人との出会いはたくさんあります。今の友人関係がすべてはないということを忘れてはいけませんね。

無理に人と合わすことはありません。自分が楽だなと思うスタンスや距離感を保つことは大事なことです。自分の気持ちに向き合い、居場所について考えるゆいなさんのように、誰とどうして一緒にいるのかを考えることができる作品です。

著者:ゆずプー

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