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甘味と酸味のバランスが絶妙!"ミッパンチャン3種"

  • 2024.1.26

韓国の常備菜、ミッパンチャンはおつまみにもうってつけ。甘味と酸味のバランスがとれた絶妙な味付けに、すいすいと酒が進みます。自他ともに認める大の酒好きの料理研究家、藤井恵さんに、旬の食材を取り入れた体に負担のないおつまみレシピを教えてもらいました。

甘味と酸味のバランスが絶妙!"ミッパンチャン3種"

□甘酸っぱさとからしのピリリが調和“れんこんの甘酢漬け”のつくり方


◇材料 (つくりやすい分量)

れんこん:1節(200g)
A :
・ うす口醤油:大さじ2
・ 酢:大さじ2
・ 砂糖:大さじ2
・ 胡麻油:大さじ2
・ オリゴ糖:大さじ1
・ 練りがらし:大さじ1/2


(1)れんこんをゆでる
れんこんは皮をむいて厚さ5mmの輪切りにする。鍋に湯を沸かして酢少々(分量外)を入れ、れんこんを2~3分ゆでる。水にとってぬめりを洗い、水気を拭く。

(2)漬ける
ボウルにAを入れて混ぜ、①を30分以上漬ける。

□ほのかな梅の香りと淡い酸味にうっとり“味つけうずら卵”のつくり方


◇材料 (つくりやすい分量)

うずら卵の水煮:20個
青唐辛子:1本
にんにく:2片
A :
・ 醤油:大さじ3
・ 水:大さじ3
・ 酢:大さじ1と1/2
・ 砂糖:大さじ1/2
・ 梅シロップ:大さじ1/2(梅酒でも可)


(1)漬け汁をつくる
鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら火を止めて冷ます。

(2)唐辛子をカットする
青唐辛子は縦半分に切り、種を取り除く。にんにくは薄切りにする。

(3)漬ける
①に②、うずら卵を入れ、30分以上漬ける。

□赤く染まったさきいかでソジュのおいしさ3割増し!“さきいかのコチュジャン和え”のつくり方


◇材料 (つくりやすい分量)

さきいか:80g
A :
・ オリゴ糖:大さじ1
・ コチュジャン:大さじ1
・ 水:大さじ1/2
・ 砂糖:小さじ1
・ 醤油:小さじ1
B :
・ 胡麻油:小さじ1
・ 白煎り胡麻:小さじ1


(1)調味料を煮立たせる
鍋にAを入れて混ぜ、火にかける。煮立ったら火を止めて冷ます。

(2)いかを洗う
いかは酢少々(分量外)を加えた水で洗い、水気をきる。

(3)和える
①に②を加えて混ぜ、Bを加えて和える。

完成
完成

――教える人

「藤井恵 料理研究家」

料理研究家。生粋の呑んべえで日々、晩酌を欠かしたことはなく、休肝日はほぼゼロ。とはいえ、管理栄養士としての知識とこれまでの経験を生かし、ヘルシーでおいしいつまみレシピを雑誌や書籍、テレビなどで紹介している。酒好きにお薦めの著書は『居酒屋ふじ井』(永岡書店)、『世界一美味しい!やせつまみの本』(主婦と生活社)など多数。趣味は居酒屋巡りと温泉。最近では長野の別荘で、地物の食材でつまみをつくり、信州の地酒を味わうのが至福の時間。


文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈

この記事は四季dancyu 2022 冬に掲載したものです。

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