食べることが大好きな私。2度目の妊娠中、つわりが落ち着き本来の食欲を取り戻していたころ、つい食べ過ぎてしまったことがありました。そしてある日の夜、食いしん坊な自分が情けなく思えるほどつらい体験をしたのです。
昼はひとりでピザを完食
まずその日の昼に、一般的なピザよりもチーズがたっぷり入ったシカゴピザをひとりで平らげました。
もともと大のチーズ好きですが、つわり中は全然気が進まず、数カ月ぶりに再会したあの香り、あの味。食後に胸焼けはしたものの、おなかも心も満足感いっぱいに。
※妊娠中は、トキソプラズマやリステリア菌に感染するおそれのある加熱されていないナチュラルチーズは避け、トッピングの内容(サーモンや生ハムなど)にも注意しましょう。
夜はみかんを山盛り摂取
お昼に食べ過ぎたのか、夜になってもおなかは空きませんでした。胸焼けも治まらず、何かさっぱりしたものを口にしたいと思い、夜ごはんの代わりにみかんを食べることに。
しかし、1つ2つのつもりが、気づけば10個近く食べていたのには自分でもびっくり! それを見ながら隣で食事をしていた夫と笑い合っていたところまではよかったのですが……。
嘔吐、嘔吐、また嘔吐
夜12時ごろ、本格的に体調が悪くなりました。寒気と腹痛、吐き気が同時に襲ってきたのです。すぐ近くで眠る息子を起こさないように、私は毛布を持ってトイレ前に移動。そしてぐわんぐわんと胃から逆流して来るものを感じ、トイレへ飛び込みました。
豪快に嘔吐したあとは、再度トイレ前に待機し、“波” が来たらまたトイレへ。体がラクになるまで5、6回は吐いたと記憶しています。妊娠前も妊娠中も、それまでいくら食べても吐き戻すということがなかったので、「そうか、妊娠中は消化機能が弱まるんだっけ……」と半泣きになりながら考えていました。
つわり明けの爆食、からの壮絶リバースナイト。後日、柑橘類は食べ過ぎると消化に良くないということを知り、なるほどと納得しました。こんなに手痛い経験をしてから、出産まで大食いを封印して過ごしたのは言うまでもありません。そして今でも、脂っこいものと柑橘類はほどほどに楽しむようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/森田家
著者:おかもとえみ
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ベビーカレンダー編集部