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『哀れなるものたち』マーク・ラファロ、脳腫瘍と診断される前に「夢のお告げ」があったことを明かす

  • 2024.1.25

映画『哀れなるものたち』でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたマーク・ラファロが、20年以上前に脳腫瘍と診断され手術を受けたときのことを振り返った。(フロントロウ編集部)

マーク・ラファロが脳腫瘍を患ったときのことを振り返る

映画『アベンジャーズ』シリーズをはじめとするマーベル作品でブルース・バナー/ハルクを演じるマーク・ラファロが、2001年に良性の前庭神経鞘腫(※聴神経腫瘍とも呼ばれる)と診断されたときのことをポッドキャスト『SmartLess(原題)』で振り返った。

マークが脳腫瘍を患ったのは、映画『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』で成功を収めた直後のことだった。ある夢を見たあとに病院を受診したところ、脳腫瘍が見つかったという。

「今までに見たことのない夢でした。『あなたには脳腫瘍があります』と。それは声ではなく、『あなたには脳腫瘍があるから、すぐに対処しなければならない』という純粋な自覚でした」

その夢が「あまりにも強烈だった」ため、病院で検査を受けた結果、左耳の奥にゴルフボールほどの大きさのしこりがあることがわかった。幸い、腫瘍は良性だったが、手術する必要があると言われたマークは、出産を数日後に控えていた妻のサンライズ・コイニーにはそのことをしばらく秘密にしておくことに決めたとそう。そして、無事に出産を終えた妻に腫瘍のことを伝えると、泣きながら「あなたが若くして死ぬんじゃないかとずっと思っていた」と言われたことを明かした。

画像: マーク・ラファロが脳腫瘍を患ったときのことを振り返る

ちなみに、マークは手術によって顔の左側の神経が死ぬ可能性が20%、左耳の聴力を失う可能性が70%あると告げられたそうで、術後の自身の状態について、「(私は)片耳が完全に聞こえなくなり、目が覚めたときには顔の左側が完全に麻痺していました」と言うと、「目を閉じることさえできませんでした。私は口の端でしゃべっていました」と続けた。最終的に麻痺は1年後にはなくなったが、現在も難聴と闘っているそう。

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