「誰よ、その女！？」結婚式で、新婦がいない隙に【新郎の隣】に座る女 → そこに歩み寄ってきたのは！？

結婚式や披露宴は主役の2人にとって一生の思い出ですよね。普通はそんな2人をお祝いするために、招待されたら喜んで参列するものですが、稀にそうではない人もいるようです。今回は招かれざる客に幸せな場面をぶち壊されそうになったエピソードを友人が聞かせてくれました！

一軒家レストランで披露宴♡

友人のA子は先日結婚式を挙げました。
あまり堅苦しい感じにしたくなかったのと、招待客と気兼ねなく話したいという思いから、披露宴は一軒家レストランを貸し切ってカジュアルな雰囲気で行うことに。

A子たちの希望通り、和やかな雰囲気で披露宴は滞りなく進んでいました。

途中、彼の高校時代の部活仲間が新郎新婦の席まで来てくれて、盛り上がるシーンがありました。
彼も久しぶりの再会で嬉しそうです。

A子はそれを微笑ましく眺めながら、「そうだ！いまのうちに私も友達のところへ行ってこよっと♪」と席を立ちました。

しばらく旧友たちと楽しくお喋りして、A子がふと新郎新婦席を振り返ると……
そこには、新婦席に座る見知らぬ女性の姿が！！

本来自分だけの席であるはずの新婦席に、無神経に座る女性にA子はビックリ！
しかも女性は、彼のほうに身を乗り出して親しげに話をしています。
彼もまんざらではなさそうです。

「そこは私の席なのに！でも、ここで私が文句を言ったら披露宴の空気が悪くなってしまいそうだし、一体どうしたら」とA子が困っていると……

そのとき、なんと姑がツカツカと新郎新婦席へ歩いていき、
「ここは息子の妻の席で、他の人が座っていい席ではありませんよ。あなたはどちら様ですか？」
と女性を叱ってくれたのです！

女性に強く言えずにヘラヘラしていた彼にも、「招待した方をもてなすのは大切だけど、今あなたが1番大切にしないといけない人は誰なの？ちゃんと考えなさい」と静かに、しかし厳しくお説教！

女性は慌てた様子で席を立って退散し、彼も姑の言葉に反省したのか、すぐにA子のところに来て謝ってくれました。

あとから聞くと、その女性は彼の学生時代の友人で、彼のことをずっと狙っていたそうです。

招待もしていないのに、人づてに今日のことを聞いて披露宴にやってきてしまい、彼も追い返すわけにいかず会場のレストランに渋々入れてしまったんだとか……。

せっかくの披露宴に水を差され、がっかりしたA子でしたが、この一件で姑との距離は縮まり、今は幸せな結婚生活を送っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの