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ゴルフに向いている性格、向いていない性格ってあるの?

  • 2024.1.25

ゴルフは「メンタルのスポーツ」と呼ばれるように、プレーヤーの精神力がスコアに大きな影響を及ぼします。飛距離や技術は年齢や体格、ゴルフ歴によって千差万別ですが、ゴルフの上達、スコアアップのためにもうひとつ重視すべきは“性格”。今回は「ゴルフに向いている性格、向いていない性格」を解説するとともに、性格に応じたスコアアップのポイントを解説します。

【向いている性格】穏やかで冷静なタイプ

ゴルフはショットやパットの技術だけでなく、冷静な判断や平常心を保つことが求められるスポーツです。一打一打に緊張感を強いられるラウンドでは、プレーヤーの性格がそのパフォーマンスに大きく影響します。ラウンド中は少なからず自分と他人のスコアを比較してしまうものです。スコアが開きすぎてもモチベーションを低下させてしまうこともある反面、ギリギリの勝負になれば「絶対にミスできない」というプレッシャーと戦うことになります。プレッシャーのなかで冷静さを保つことができる人は、困難な状況でも最善の決定を下せるため、冷静な判断力も強い武器になるでしょう。

【向いている性格】コミュ力高く、会話好きな人

試合中継などで、プロのティショット前に「BE QUIET!(静粛に)」のプラカードが掲げられるのを目にすることがありますよね。紳士淑女のスポーツというイメージからも「ラウンド中のおしゃべりはNG?」と思われる方もいるかもしれませんが、会話が好きな人もゴルフに向いています。

一日がかりでプレーするゴルフは社交のスポーツという側面もあるため、ゴルフを通した人間関係を築きやすいだけでなく、技術やマナーについても周りから学ぶことが多いのです。1日が盛り上がればゴルフに誘われる機会も増えるので、どんどんスコアがアップしていくはず。

【向いてない性格】闘争心を抑えきれない、短気な人……

ラウンドで理想とするスコアを残すためには、かなりの時間と忍耐を要します。毎日練習したとしても、天候や体調、その日の調子によって思った結果に繋がらないことは、プロの試合を見ていても明白です。短気な人にとっては、ゴルフが上達するまでの期間に苛立ちを感じることがあるでしょう。

ラウンドにおいても気の短さは悪影響を与えます。一度のミスショットにこだわり、思い通りの結果が得られないと焦ると、次のホールにも悪影響が出てしまうことも。じっくりと時間をかけ、自分らしいペースで取り組むことがゴルフを楽しむ秘訣です。

競争心が強い人はスポーツ全般に向いていると思われがちですが、ゴルフにおいては過度になると自分にプレッシャーをかけてしまうため、冷静なプレーを保てなくなることも。同伴者との競い合いではなく、心に余裕をもって自分自身と向き合うプレーができれば、スコアにも良い影響を与えるでしょう。

ゴルフは“メンタルと技術”の両面での成長を求められるスポーツです。もっとも重要なのは、自分自身を理解し、自分の強みと弱みを認識すること。自らの性格と向き合いながらゴルフを楽しむことで、成長の機会が見つかるでしょう。

取材・文/夢書房

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