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大人が意外と間違える算数「2+8×2-1」→19じゃないよ!

  • 2024.2.14
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四則が混ざった計算は、計算の順序に気をつけなければいけません。

電卓を使うことに慣れてしまうと、基本的な計算規則を忘れてしまわないでしょうか。

今回は、計算問題に挑戦をして、計算規則の確認をしましょう!

問題

次の計算をしなさい。
2+8×2-1

これは小学4年生で学習する計算問題です。大人の方なら、一瞬で計算できますよね!?

 

今回の問題の答えは「17」です。

解説

四則計算の正しい順序は次のとおりです。

1. カッコの中の計算
2. かけ算・わり算の計算
3. たし算・ひき算の計算

今回の問題では、カッコはありません。

よって、かけ算の計算から始めましょう。8×2=16です。

そして、次にたし算・ひき算を計算します。

2+16-1
=18-1
=17

したがって、今回の問題の答えは「17」ということになります。

 

「計算の順序」を習ったばかりの小学生は、前から計算するという間違いをしてしまいがちです。

そんなとき「どこにカッコをつければ、答えが◯になるかな?」という問題に取り組むと、計算の順序を意識することができます。大人の方であれば、パズルのように脳トレにもなります。

例えば、次のような問題です。

次の式に、()をつけて、計算結果が10になるようにしなさい。
2+8×2-1

さて、どこに()をつければよいでしょうか。

 

この問題の答えは「2+8×(2-1)」です。

この場合の計算の順序は、カッコ→かけ算→たし算となりますね。

2+8×(2-1)
=2+8×1
=2+8
=10

ただ単に「計算をしなさい」という問題をやるよりも、常にどの順番で計算をしなければいけないかを考えることになるので、「計算の順序」を身につけるのに効果的です。

まとめ

計算の規則を忘れてしまわないように、ぜひ電卓を使わずに計算する練習もしてみてください。

基本的な計算の積み重ねで、さらに算数・数学の力を伸ばしていきましょう!

 

※解き方は複数ある場合がございます


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」