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大人が意外と間違える計算「6+(6+6÷6)×6‐6」正しく計算できますか?

  • 2024.2.14
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四則計算は、現代人にとって必須のスキルです。

暗算で正確に計算することができるでしょうか。計算問題に挑戦してみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
6+(6+6÷6)×6-6

少し長い計算式ですが、どこから計算すればよいのでしょうか。

間違えないように注意しましょう。

 

さて、今回の問題の答えは「42」です。

解説

今回の問題は、さまざまな計算が混ざっています。このようなとき、計算の順序は次のようになります。

1. カッコの中から計算
2. かけ算・わり算を計算
3. たし算・ひき算を計算

今回は、カッコがあるので、カッコの中から計算しなければいけません。

さらにカッコの中は、たし算とわり算です。ここは、わり算を先に計算しますね。

カッコの中の計算
6+6÷6
=6+1
=7

これでカッコの中の計算が完了したので、元の計算は「6+7×6-6」となります。

たし算、かけ算、ひき算とありますが、次の計算はかけ算です。その後、前から順に計算をしましょう。

6+7×6-6
=6+42-6
=48-6
=42

したがって、答えは「42」ということになります。

最後のたし算、ひき算の計算(6+42-6)は、前から順に計算しましたが、計算の順序が入れ替えられることを利用すると、+6と-6で0になるので、計算せずに「42」と考えてもいいですね。

 

今回の問題の計算過程をひとつにまとめると以下のようになります。

6+(6+6÷6)×6-6
=6+(6+1)×6-6
=6+7×6-6
=6+42-6
=48-6
=42

これくらいの計算であれば、暗算でできるようになりたいですね!

まとめ

何気なくスマホの電卓を使ってしまう方も、暗算での計算を意識してみるのはどうでしょうか。

簡単な計算であっても、地道に暗算を続けることで脳トレにもなります!

 

※解き方は複数ある場合がございます


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」