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手動で“低電力モード”付けてない?→【iPhone】充電少ないときに“自動で”オンにさせる裏ワザ

  • 2024.3.10
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iPhoneのバッテリー消費を抑えるには低電力モードにするのが効果的ですが、手動でオンにしなければいけないのが玉にキズ。初期設定ではバッテリー残量が20%になると低電力モードを有効にするか通知されますが、そのままうっかり操作を続けていると、バッテリーの摩耗が激しいiPhoneだとすぐに電池がなくなってしまいます。そこで今回は、“自動で”低電力モードに移行するショートカットの裏ワザをご紹介します!

iPhoneの自動化は「ショートカット」で行う

iPhoneの自動化=オートメーションは、何かの動作などをきっかけにショートカットを起動する機能。わざわざアプリを開いたり、複数の機能をオン・オフに切り替える必要がなくなるので、iPhoneがさらに便利になります。たとえばBluetoothイヤホンを接続したら「ミュージック」が起動するといった使い方ができます。

同様に、バッテリーが◯◯%になったらショートカットが起動して低電力モードになるように設定することが可能です。

低電力モードを自動化する

バッテリーが20%以下になった際に低電力モードになるよう、「ショートカット」からオートメーションを作成します。
ただし、低電力モードを有効にすると、さまざまな機能が一時的に停止します。日常生活に支障が起きないか確認しておきましょう。

[低電力モードで制限される主な機能]
・iPhone 12とiPhone 13モデルの5G(ビデオストリーミングを除く)
・自動ロック (デフォルトは30秒後)
・ディスプレイの明るさ
・ProMotion ディスプレイ搭載モデルのiPhone/iPadのディスプレイのリフレッシュレート(最大60Hzに制限)
・一部のビジュアルエフェクト
・iCloud 写真(一時的に停止)
・自動ダウンロード
・メールの取得
・アプリのバックグラウンド更新

制限される機能として、主に画面の明るさとネットワークが制限されます。その影響として位置情報を使うアプリで位置の取得間隔が伸びたり、ゲームなど負荷のかかる動作が遅くなる場合があります。低電力モードはありがたい機能ですが、上記の制限がかかるので必要な場面以外ではオフにしておきたいですよね。そこで今回ご紹介する「自動化」はとても便利です。

[低電力モードを自動化する方法]
1.「ショートカット」を開く

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画像:筆者撮影

2.オートメーションタブをタップ

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画像:筆者撮影

3.「新規オートメーション」をタップ

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画像:筆者撮影

4.「バッテリー残量」をタップ

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画像:筆者撮影

5.“いつ”のバーを「20%」にスライドし、「20%より下」を選択
お好みの数値で構いません

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画像:筆者撮影

6.その下の「すぐに実行」から「次へ」をタップ

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画像:筆者撮影

7.開始にある「低電力モードを設定」をタップ
※または、検索窓から「低電力モードを設定」と入力

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画像:筆者撮影

8.「完了」をタップ

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画像:筆者撮影

なお、低電力モードを解除したい場合は「設定」から「バッテリー」を選択して、「低電力モード」をオフにしてください。

自動化しておくとiPhoneはより便利になります

今回はバッテリーが残り少なくなると自動で低電力モードに切り替えてもらう裏ワザをご紹介しました。消費電力を抑えることができるので、「いつの間に充電が切れた…!」ということも少なくなるかもしれません。ぜひこの機会に設定してみてくださいね!


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。