1. トップ
  2. 「断りたいとき、どうしてる?」失礼にならない、会を欠席するときのマナーとは

「断りたいとき、どうしてる?」失礼にならない、会を欠席するときのマナーとは

  • 2024.3.13

3月は別れの季節。会社では人事異動や退職などで職場を去る方の送別会を行うことも多いのではないでしょうか。しかし、何かしらのやむをえない理由で参加ができないという場合もあると思います。送別会に参加できなくなった場合は、黙って欠席してしまうのはNGマナー。では、基本的に参加することが大前提となっている送別会に対して失礼のないように断る方法はあるのでしょうか。

今回は秘書として働いていた筆者が気をつけていた、失礼のない送別会の断り方について紹介します。断りたいけど断りづらいと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

断る場合は、早めに連絡してお詫びをする

undefined
出典:PIXTA

送別会を断る場合のポイントは、主に3つです。

  1. 普段の飲み会の欠席連絡よりも丁寧に対応すること
  2. 断る場合はなるべく早めに連絡すること
  3. 「欠席しても大丈夫でしょうか?」という曖昧な断り方はNG

    普段の飲み会の欠席連絡よりも丁寧に対応すること、そして、送別会の日程が決定したら、幹事に都合が悪く参加できないことを早めに伝えましょう。また「欠席しても大丈夫でしょうか?」といったような曖昧な言い方は、参加なのか不参加なのかわかりにくいため、避けましょう。送別会を欠席する理由を幹事に伝えた上で「大変申し訳ないのですが、欠席させていただければと存じます」など、柔らかい言い方で伝えるようにしましょう。

プレゼント代は負担すると先に申し出る

undefined
出典:PIXTA

送別会を欠席する場合は、ただ出席できないことを伝えるのではなく、プレゼント代を負担することを提案しましょう。

送別会の会費を払う必要はありませんが、送り出す相手に感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡す場合が多いと思います。そのプレゼント代だけでも負担することで、会に参加はできなくとも相手への感謝の気持ちを表現することができますよ。

本人に直接、挨拶する

お世話になった方の送別会に参加できない場合は、送別会の主役にも挨拶の連絡をしましょう。

基本的には口頭で伝えるのがおすすめですが、普段からリモートでの勤務が多く、送別会の主役に直接会う機会がない場合は、忙しい時間帯を避けた上でメールを送ることをおすすめします。また送別会当日が最終出勤日であれば、今までの感謝の気持ちと欠席をお詫びする気持ちを込めて挨拶することが大切です。

会社の送別会の場合は、角が立たないよう丁寧に断ることが大切です。

思いやりのある行動を忘れないで!

undefined
出典:PIXTA

お世話になった方を送り出す送別会ですが、出席できないこともあると思います。大切なのは、幹事や送別会の進行に対して迷惑をかけないこと、そして主役に対して感謝の気持ちを伝えるのを忘れないことです。どんなときも思いやりのある行動を心がけましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。