新幹線で走り回る少年たち。見かねて親に注意するも →「うるさいッ！！」と逆切れされてしまい、さらに！？

誰もが利用する、電車やバスといった＜公共交通機関＞。みんなが使うものであればあるこそ【マナーを守ること】が大切ですが、迷惑な利用客も一部いるようで……。今回は筆者の友人A子から聞いた、新幹線でのトラブル話をどうぞ。

ようやく休みが取れて実家に帰省していた

私は、テーマパークで働く従業員。
お仕事はとってもやりがいがあるものの、なかなか休みが取れないのが悩みでした。

それでも、この前ようやく1週間の長期休暇取得に成功！
家族も会いたがってくれていたので、実家に帰ることにしました。

「やっとゆったりできる」
とルンルン気分だった私。

しかし、行きの新幹線で面倒なトラブルに巻き込まれてしまったのです……。

新幹線は、連休前ということもあり激混み。
もちろん席はすべて埋まっていました。
なかには席に座れず、通路に立っている人も。

「早めに取っておいてよかった～」
と安堵して、席に着けた私。

家族と連絡を取り合い、少しの間休もうとしたのですが……。

「きゃーーー！」
「こっち来るなよ～！」

6歳くらいの男の子3人が、車内をバタバタ走り回っているではありませんか！

荷物の間をすり抜けて走り回ったり、大声を出す男の子たち。

どうやら、男の子たちのママ2人は、席に座っている様子。
しかしSNSに夢中で、全く注意するそぶりもありません。

ほかの乗客が迷惑そうに見ていましたが、その視線も完全に知らんぷり。

「ほかの人の迷惑にもなるので」
「しっかりマナーを守るよう指導してください」

あまりにもひどかったので、イラっとして思わずママたちにそう声をかけました。
するとまさかの反応が！

「子どものやることくらい大目に見てよ」
「いちいち文句言ってくるとかウザすぎ」
「どうせ結婚もできない独り身でしょ」

なんとママたち、注意されたことを謝るわけでもなく、勝手に人を判断して馬鹿にしてきたのです！

もう関わらない方が吉、と思った私。
言い返すことも諦め、イヤホンをしてその場を何とかやり過ごすことにしました。

その後、ほかの乗客が苦情を出したのか、駅員さんからこっぴどく怒られたママと男の子たち。

しかし、その後もぶつぶつ文句を言っていた様子。
最後まで反省するそぶりは見られませんでした。

迷惑な客に出遭ってしまったと、ブルーな気持ちで帰省がスタートした苦い思い出です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい