知っておくと安心！お金の不満が積もる夫婦のあるあると対処法3つ

こんばんは、Life Money Supporterの木田結です。夫婦になったとはいえ、同じ価値観を持つことはなかなか難しいもの。お互いが小さな不満を抱え、気づけばそれがストレスになっていたり、お金の話がタブーになるケースも少なくはありません。知っておけば心づもりができたり、今からでも対策がとれたりするので要チェックです。

（1）相手のお金の使い道に不満

自分ばかりが我慢していると感じており、本当に使いたいことにお金を使えていない場合に、相手の使い道に不満を持ってしまうことが多いです。自由に使えるお金に偏りが大きかったり、安心できる貯金を確保できていないことも原因の一つ。
婚姻期間中に協力して築いた財産は法律上でも共有財産です。不満が溜まって爆発する前に、お互いが歩み寄りながら、未来を見据えたお金の使い方や貯金計画について話し合うことが大切です。このお金の不満は何もせず解消することはまずありませんので、これから長く続く結婚生活を考えると早めに解決しておきたいです。

（2）共有不足

良かれと思ってしたことでも相手からすると無駄遣いととられてしまったり、大きなお金を勝手に動かしたことによって、トラブルになることも多いです。はじめから使う目的や、理想を共有しておけばトラブルにならなかったことでも、後から知ったことで信用を失い、その後の相手のお金の使い方に敏感になって監視するようになったり、チクチク文句を言うようになれば、自ずと夫婦関係も悪化してしまいます。理想は結婚前にお金の価値観を共有しておくのがベストですが、今からでも遅くないです。例えばここだけは譲れないと思うところ、節約しながらも楽しく暮らしたいと思っていること、将来の夢に向けて貯金をしたいなど、どんな価値観でいつどんなことにお金を使いたいと思っているのかはお互いに共有しておくようにしたいですね。

（3）なんとなくお金を使う

自分では贅沢をしているつもりはなくても、実は無駄遣いになっていることも多々あります。例えばスーパーに行った時になんとなく中間価格のものを手にしていたり、コンビニで買うことが癖になっていたりしませんか？ 無意識にお金を使っているのであれば、それは浪費とも言えます。理由もなくこだわりがないものに対してちょっと高いお金を払っていると、数年単位で見るとその積み重ねはかなり大きな金額になりえます。せっかく働いていて収入を得ていてもなんだかお金がない。満たされないと感じているのであれば、まさに見直すチャンスです！ 夫婦間で本当にかけたいところ、かけなくてもいいものをクリアにしておくことで、本当は行きたい場所や食べたいもの、欲しいものが手に入って、もっと一緒に日々の暮らしを楽しめるようになるはずです。

夫婦間のお金の問題はコミュニケーションが鍵になります。前向きにお金の話ができれば、もっと心地よくいい関係が築けるはずです。

書いたのは

Life Money Supporter 木田結

家計管理歴15年。転勤族のフリーランスママ。豊かな人生を凛と生きるための、3ヶ月のマネー＆ライフプランニング講座「EnRich」を開講。2年弱家計簿レッスンにてさまざまなご家庭のお金に寄り添った経験を活かし、未来へわくわくを循環するお金との向き合い方を提案。大手金融機関、会計事務所での勤務経験有り。