育児に「俺は仕事が忙しいんだよ！」と非協力な夫 →「分かった！もういいよ♡」妻と子の取った行動は！？

家族のことを省みない人に限って、家族の中に自分の居場所を欲しがるものですよね。いつも仕事を言い訳に家族を後回しにしていれば、知らないうちに大変なことになるかもしれません。今回は筆者の友人から聞いた夫に行った【仕返し】のエピソードをお届けします！

もっと子どもと関わってほしいのに……

A子の夫はモラハラ気質が強く、家事も育児もA子に任せっきりです。
そのくせ、「もっと効率よくできるだろ」「お前がちゃんとしてないから子どもが失敗するんだよ」とA子に文句ばかり。

せめて休日だけでも父親として、もっと子どもに関わってほしいとA子が頼んでも、「俺は仕事が忙しい！」の一点張り。

そのくせ、ソファーに寝転んでスマホゲームばかり……。
いいかげん、A子も夫に期待しては裏切られる日々に疲れてきていました。

そんなA子に助け舟を出してくれたのが仲のいいママ友でした。

そのママ友の夫は小学校の教師をしていて、子どもが大好きで扱いにも慣れています。もちろん育児にもかなり積極的です。

ママ友から夫にも事情を話してもらい、快諾してもらえたため、3人は結託してA子の夫をこらしめることにしました。

これまでA子は自分の用事や体調不良のときに夫に「ちょっとだけ子どもを見てて」と頼んでも、毎回断られてへこんでいました。
しかし、それからは「うん分かった♡ もういいよ♡」とだけ返して、ママ友の夫を頼るようにしたのです。

いつも「本当にちょっとだけでいいからお願い……」と食い下がるA子が、突然あっさりと諦めるようになったので夫は拍子抜け。

そんなことが何度か続き、ついに子どもたちも自分の父親よりママ友の夫に懐き始めました。
いつもダラダラしてばかりで遊んでくれないA子の夫と比べ、ママ友の夫は毎回一緒に楽しく遊んでくれるんだから当然ですよね。

ママ友の家から帰って来たときには、「今日も楽しかったね！あんなパパがいいなぁ～！」と言い出す始末。

A子の夫はそれを聞いて、急に危機感を募らせたようです。
「このままでは自分の居場所がなくなる……！」とでも思ったのか、突然積極的に育児に参加するようになったんだとか。

家族の心が離れそうになってから急に焦るなんて格好悪いですが、完全に離れきる前に気付くことができてよかったですよね。
今後も子どもたちに見放されないよう、当事者意識を持って育児に取り組んでほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの